Carolina Cup 2016

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インターナショナルカレンダーの第1戦、カロライナ・カップ (アメリカ・ノースカロライナ州)を終えました。

2016の開幕戦なので、オフシーズンの自分の練習の成果がどう出ているか。そして他の選手たちのレベルを見るという意味でも一年の中で凄く大切なレースです。コースもフラットウォーター、ダウンウィンド、アップウィンド、サイドウィンド、ビーチスタート、サーフィンと様々な要素があり選手の総合力が試されます。

Carolina Cup - Kenny (1)

河口に入る前のブイ

Carolina Cup - Kenny (6)

河口

今年は去年よりも選手層が厚く、スタートから20人近くのドラフトトレインが出来ていました。僕はスタートで波に巻かれ、帽子を無くすという初歩的なミスを起こしてしまい、40位ー50位ぐらいの位置からのスタートとなってしまいました。そこから懸命に追いかけ、最初の海のセクションが終わる前に先頭集団に追いつくことができました。この時点で、一息つきたいところでしたが追いついて2−3分でこのコースの難関の河口に突入。沖に速く流れる流れと川に向かって割れる波で複雑な波が立っていました。本来ならここの波をスムーズに乗りたいところでしたが、先頭集団に追いつくために追い込み疲労がたまったせいで、上手く波に乗れず。川の中に入った時には500メートル先を走る先頭集団を再び追う展開。川に入って4KMに入った時にやっと追いつきましたが、その時点ではかなりエネルギーを消費してしまいました。

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河口の中で第1集団を追う

 

 

Carolina Cup - Kenny (2)

第1集団に追いつく

最後の1/3に入り、ペースが上がった時についていけず、一度は13−15位まで上がった順位を落としてしまいました。結果は19位と去年の24位よりは順位を上げ、トップとの差も5分と縮まりましたが個人的には悔いが残るレースとなりました。自分の漕ぎは確実に去年よりも上がり、同じスピードで漕ぐこともできましたが他の選手はみんなハイレベル。少しのミスも許されない世界です。いい漕ぎができていたので余計に悔しい気持ちが溢れました。

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レース後、色々と考えていたらダニーとトラビスにリラックスパドルをしようと誘われ、OC6を漕ぐことに。集まったメンバーは今大会の1,2,3位のTitouan, Travis, Danny。SICチームメイトで6位だったGeorgesとタヒチのナンバー1チーム、EDTのステアマンでもありV1のチャンピオンでもあるRete。リラックスしていても、信じられないぐらい気持ち良く走るカヌー。一人一人の漕ぎを見ながら自分と何が違うのかということを色々と考えました。その後、みんなでビールを飲み夜遅くまで話しました。自分が気づいていなかった彼らの漕ぎに対する拘り、知識や沢山のことが話の中にあり、カヌーに乗っていて何が違うのかということに気づきました。それは「経験」です。

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この「経験」はSUPの経験では無く、海に出てパドリングしている時間です。彼らの共通点は幼いころから海に出ていること。今でも週に20時間は当たり前のように漕いでいます。だからこそ総合力が求められるCarolina CUPで圧倒的の強さを見せることができるんだと思います。それは彼らの漕いでいる背中を見ていても一緒に飲んでいても感じました。

他のトップ20に入っている選手も一緒です。自分と同じ漕ぎ力の選手でトップ5、トップ10に入っている選手はいますし、自分より漕ぎ力はなくても好成績を残している選手もいます。これは彼らはレース運びということを理解し、スタートから常に勝負できる場所で戦い、ドラフティングの技術や様々なレース展開に対応できています。彼らはミスをしません。ミスをしたらトップ10に今回入った選手でも上位に食い込むことは出来ません。実際世界ランキング18位で去年トップ10に入った選手もミスを起こし、30位以内に入れない世界です。経験を活かしスマートにレースをするということが今のSUPレースでは重要だと感じます。

日本国内のレースではこのような展開にならないので、世界のレベルで戦う為には世界のステージで沢山の経験を積むことが必要です。今回のレースは悔しい結果で終わってしまいましたが一つ確信できたことは、この経験を積めば必ずもっと上が見えて来るということです。そして僕だけで無く、いつか世界のステージで戦いたいと思っているパドラーがいるのであれば待つのでは無く、結果関係無く早い時期からとにかく沢山の海外レースに出ることを勧めます。

今回の経験を活かして次のレースに向けて一から出直します。短にこのような友達たちがいることは本当にラッキーです。SUPを始めたのも彼らに誘われたから。僕も必ず彼らと同じ表彰台に立てるように頑張ります。

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応援してくれるみな様、いつもありがとうございます。

Paddle with Aloha,

Kenny Kaneko

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