ヒロシマSUPマラソン優勝:SUPレースのあり方について考えてみた

2019年7月5日

ヒロシマSUPマラソンに今年も参戦した。前日の朝に空港に到着し、陸路で神奈川から広島まで移動してくれたOneの清水さんとケイタと合流。早速、初めて広島に行った時に牛尾さんに連れて行ってもらって以来、必ず立ち寄るお好み焼き屋「Q」に向かって腹ごしらえ。去年以来のお好み焼き。今回も美味しくいただきました。その後はBoardworksへ向かい近くの川でパドルクリニック。レース前日にも関わらず皆さん熱心で教えがえがありました。ありがとうございました。そしてクリニックを終えて今回レース開催地でもあり、今年の全日本のロケでもある蒲刈島へ。蒲刈島は広島市内から1時間〜1時間半ほど離れている。到着した時は丁度日没。夕日で染まった海と瀬戸内海の島々が美しかった。

前日のパドルクリニック

レースのあり方について考えてみた

今回のヒロシマSUPマラソンデに参戦したいと思った一番の理由は日本で多く行われているブイを何度も回航して周回する6km-8kmのコースレースではなく、海外のように10km以上でどこかまで漕いで行って戻ってくるスタイルのレースだったからだ。日本はSUPのレースが普及してからなぜか6kmのコースレースがスタンダードになってしまっているが、海外ではほとんど10km以上。一番盛んなヨーロツアーのレースは平均でも12−15kmだ。もちろん初心者やあまり漕げない人の為にも1km, 3km, 6kmのレースは必要だと思うが、このような同じところを何周もするコースレースばかりだと実際愛好家のみんなもレースに飽きてしまうんじゃないかな?と最近強く感じる。僕も含めみんな漕ぐのが気持ちいし楽しいから始めたと思うし、競い合うだけでなく楽しめた方がいいと思う。

ランニングに例えるとわかりやすいが、ランナーは日本中にたくさんいるけど陸上競技場の10000メートルに出ようとする人はほとんどいない。これはトラックを何周もするただの勝敗の世界に魅力を感じないからだと思う。でも10kmマラソンやハーフマラソン・フルマラソンに出たい!という人は沢山いる。出る理由は「このロケーションで走ってみたい!」「この距離を克服したい!」「多くの人と走るのを楽しみたい!」など様々だ。このような目的・達成感を感じられるレースが重要だと思う。

プロはもちろん「勝敗」を競い合っているのでターンが多くスピーディーなレースを追求される時もあるし、サーフレースだって見せるレースとしてはかなり重要だと思う。それを否定しているわけでは無いが、ただこれはあくまでも「スペシャル・イベント」であり、SUPレースを盛り上げる為にはやはり参加型の達成感を感じられる「マラソンスタイル」のイベントが重要だと思う。もちろんこのように距離を取るということは漁師、海保や地元の方々への挨拶がコースレースを主催するよりも凄く大変なのはわかっているが、選手目線で考えるとぜひ増えて欲しいと思う。前夜祭、アフターパーティー、レース当日のランチにはご当地グルメ的なランチがあったりなんでもいいと思う。個人的には旅行を兼ねてレースが出来るのが一番理想。

座間味のKerama Blue Cupもそうだが、こういうレースが日本でも増えればSUP人口は増え、参加者も楽しみが増え満足できると思う。僕も選手としてこのようなレースに極力参戦したいと思う。

前夜と当日朝

前夜の夕食

全日本で行く人も多いと思うので紹介するが、今回は県民の浜の宿に泊まった。前日の食事は魚メインで凄く豪華で美味しかった。部屋は畳の部屋だが快適。大浴場もあり、海も目の前でかなりロケーションとしては最高だった。近くにコンビニやスーパーなどは無いが、朝食もしっかりついているので安心できます。

RACE

今回は参加者180人と大勢のパドラーが参戦した。コースは県民の浜の隣の浜から少し沖に出て西6kmにある島を回り戻ってくるコース。考えてみると今回は日本で初めて14フィートに乗ってレース。海外ではスタンダードの14フィートだが日本では今年から徐々に取り入れているレースが多いらしい。スピードは出るし、遠いところに速く行けるのでレースをするならこの14フィートがスタンダードになれば愛好家の皆さんもよりSUPを楽しめるんじゃないかなと思う。特に若くなくて30代以上の方は絶対14フィートに乗った方が楽しいと思ういます。ピッチを上げて漕ぐ必要なく、板のグライドを楽しめるので。今回選んだ板は ONE SUPのEDGE 2.0 14x 22. レース3日前に乗り、かなり安定していて平均速度も出しやすかったのでこの板を選んだ。

スタートしてからファーストブイまで少し追い込んで漕いでそこからはフィニッシュまで平均速度とリズムだけを考えてトップでフィニッシュ。書くよりも素敵な空撮動画を取ってくれたので気になる方はこちらの動画からチェックしてください。

4th HIROSHIMA SUP MARATHON 12km Elite START~2km from BOARDWORKS on Vimeo.

4th HIROSHIMA SUP MARATHON 12km Elite TURN SPOT from BOARDWORKS on Vimeo.

POST RACE

レースを終えて達成感溢れる表情をしている参加者の皆さんの顔が印象的だった。レース後は地元の美味しい釜鍋の食事も用意され満足。そして最後はアウトリガーカヌーを地元の方々と漕げて大満足。またどこかでこのような大会に参加できることを楽しみにしています。ヒロシマの皆さん、西日本の皆さんありがとうございました!

PADDLE WITH ALOHA

*大会主催者からのメッセージ:

大会名の表記が「広島SUPマラソン」でなく「ヒロシマSUPマラソン」の理由ですが、広島は原爆が投下された悲しい歴史があります。
その広島の歴史を世界中の人に知ってもらい、二度と悲劇が繰り返されない為に平和を語る時には「ヒロシマ」と書きます。
平和な時代に感謝し、いつの日か世界のSUP愛好者の方と交流出来る事も夢見ながら継続していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

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