2019 ISA世界選手権 辞退

2019年10月29日

10月中旬にISA(International Surfing Association)から11月末にエルサルバドルで今年の世界大会が開催されるという発表がありました。今季シーズンインしてからも開催の詳細が全くなく、選手の間では今年はISAは開催されないという認識だったのでこの発表には誰もが驚いたと思います。

ISAからの発表後、去年の成績を踏まえ協会から日本代表チームの第一候補として選出されたと連絡がありましたが、色々と考えた結果下記の理由を持ち今大会の出場権を辞退させていただくことにしました。

  1. 大会の発表が直前すぎる:プロ選手として毎年シーズン初めに年間のスケジュールを決めています。SUPのレースはマラソンや陸上競技に似ていて大きな大会に向けて半年単位で自分のトレーニングを組み万全な体調で大会に挑みます。シーズン初めに決めた今年のピークは7月末のMolokai2Oahu。そしてシーズン後半の大会は先週末参戦したICF世界大会と決めていました。大会1ヶ月半前に発表されてもレースする側としては万全の体調で挑めません。ましては先週末のICF世界大会に向けてピークを合わせるためにかなりハードなトレーニングを積んできたため最大限のパフォーマンスを発揮するためには回復期間が必要となります。出場権があるから出場するのは全く意味がなく、メンタルとフィジカルの状態をそこに合わせて持っていくのが不可能だと判断しました。
  2. ICF主催の世界大会への出場:7月にICF(国際カヌー連盟)が主催する世界大会に招待の連絡きて出場すると決めました。今大会は国からの出場枠が定められていないため、先週末の大会は今までのISAに出場していた選手はもちろん37カ国から200人以上の選手が参戦していました。大会の運営やライブ配信も今後のSUPレースのスタンダードを塗り替えるほど質が高く、今後この世界大会がSUPのスタンダードになる可能性が高いと思われます。大会後に協会の方々と話しましたが、すでに2020、2021の開催候補国が決まっているそうです。(今大会については後日別投稿でシェアしたいと思います)

他にも治安や板の運搬など理由はキリが無いほどありますが、これらが今大会の出場を辞退する理由です。毎年日本代表として出場しているISA世界大会に出れないのは残念です。また、今後もISAがSUPの世界大会を本気で開催するのであれば選手ファースト目線で年始に発表をしてほしいと思います。

大会に挑むTeam Japanのことは心から応援しています。僕はここ数ヶ月で蓄積した疲れを抜くために少しオフを取り、体を休めたいと思います。

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