パドルへの思い

2019年3月27日

僕は2008年にアウトリガーカヌーと出会い、SUPを2013年から始めた。海外に始めて行った時もパドルなどギアにこだわらないトップ選手を多くみてきた。彼らはパドルへの拘りはそこまで無く、それでもめちゃくちゃ速かったことを覚えている。これは他のスポーツでも外人特有のメンタルなのかもしれない。それに比べると僕は真逆だった。彼らが本能のまま動くのであれば僕は頭でとことん考えてから行動に移すタイプだ。

アウトリガーに出会ってから学生時代はバイト代で貯めたお金をパドルを買うために使っていた。僕を昔から知っているカヌーの仲間は年に数回パドルを買っていたことを知っていると思う。今考えてみると初心者なのにギアに拘りすぎでしょ?と思うが僕はパドルの材質(ウッド、ハイブリッド、フルカーボン)や重さ、ブレードの形で同じ動作でも感覚が全く違うことに魅力を感じていた。新しいパドルを使うたびに新しい発見があり、漕ぐことが凄く楽しく感じることができた。アウトリガーだけでも今まで所有していたパドルの数は30本以上になると思う。

2013年にSUPを始めてからもこのパドルへの拘りは変わらず、メーカーから提供されたパドルを自分で削ってブレードの形を変えたり、KIALOAのDaveとも数年間に渡ってパドルを作ってきた。アウトリガーと違いSUPのレースパドルはフルカーボンが主流で様々な形がある。コンケーブがあるパドルやハイアスペクトのパドルがあり色々な種類のパドルを使ってきたがアウトリガーの時のように自分にしっくりくるパドルがなかった。コンケーブがあるパドルはキャッチが重い分、パドルを抜く際に水が抜けにくいのでリズムが取りにくい。そして全てのパドルが外人規格で作られているため、短く切るとシャフトが硬すぎてしまい、更にパドルが軽いため引くのにパワーを要求する。漕いでいる感覚が何か違うと思っていた。

2018年に入り、これは自分でパドルを作った方が納得がいくパドルで漕げると思いKaneko Paddlesの開発を始めた。合計10本のプロトタイプを作り、今にたどり着いた。Kaneko Paddlesの 「KK PRO」は自分の10年以上のパドルへの拘りや感覚をつぎ込んだパドルになる。何が特別かというと、決して超軽量でも無く、変わった形でも無く、とてもシンプルだということ。I believe in simple is best.

一度使えばわかるが水の掴みはスムーズで水中も弾きやすく、漕ぎのフィニッシュで抜きやすいパドルになっている。そしてちょうど良い重さがあるため、自然と次のストロークに入れるパドルだ。流行を追わず、とにかく使いやすいパドルを作りました。そして多くのメーカーのように新しいモデルを作る予定はこれ以上のパドルが出来ない限りありません。 僕の恩師であるKIALOAのDaveが昔僕に言ったことを常に考えながら今回のパドルを作った。”A great paddle is a paddle you forget about while paddling”. 「良いパドルは漕いでいてその存在を忘れられるパドルだ」 KK Proを使えば、漕いでいる時に自然と体に馴染むのを体感できると思います。

Paddle with Aloha,

 

KK PROの詳細はKANEKO PADDLESのページからご覧ください。
初回入荷は50本は完売いたしました。第2回目の入荷分をプレオーダーしたい方や、取り扱いをご希望のショップは kanekopaddles@gmail.com までご連絡ください。

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