マイナビ The Japan Cup 総合3位

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レースシーズン終盤は忙しく9月から毎週末レースが続いた。PPG、全日本選手権に続き先週末は茅ヶ崎で開催された「マイナビ The Japan Cup」に参戦した。今年もオープンクラス含めると参加者が300人を超え、天候には恵まれなかったが年間を通して国内で最も盛り上がるレースとなった。インターナショナルシーズンが終わった後の開催だったので海外選手の参加は例年より少なかったが、PPGで3位だったマット・ノッテージやマイケル・ブース。毎年参加しているオージーのティムが来日した。

初日に開催された18kmディスタンスレースは北風が強く吹き、冷たい中のレースだった。スタートからペースは速く、1週目からマイケル、マット、ティムと僕の4人が抜け出した。岸に戻る強いアップウィンドではみんな温存している様子。2周目のアップウィンドでマイケルが3分ほどのスパートをかけ後ろをついていたマットとティムを振り降りし単独首位に。ここから僕とマットの2位・3位争いが始まりました。3週目はほぼマットにドラフティングされながら、振り下ろす自信もなかったので自分も出来るだけ温存。最後のブイをターンしてゴールに向かい始め、ほぼ1km並びながらスプリント。最後の最後に粘れず2位を逃し3位でゴール。

 

2日目にはサバイバーレースが行われた。立て続けに3ヒート行われ、毎回下から3人が脱落していくサバイバーレース。気温も低く、決勝までのレースはウォームアップと考えスタートやターンを確認しながら漕ぎラウンドアップ。決勝では良いスタートがきれたが位置的に第1ブイを大回りすることになり、1位から離された。ここからなんとか巻き返し3位。初日に続きトップ2の選手にはかなわなかった。

今回のマイナビ The Japan Cupが今シーズン最後の大会となった。3週間の連戦で疲労はかなり溜まったが、シーズンを通して感じていたことがすべて確信できた。これから来年に向けてどのように調整するかのアイディアがいっぱいありワクワクしてたまらない。

2018に向けてスタートを切る前にこれからオフシーズンにはいります。オフシーズンと言っても来週末からHawaiki Nui Va’aに参戦するためオーシャンアウトリガーカヌークラブのみんなとタヒチへ行き、その後は西表で開催されるISFと楽しみなイベントが待っている。

シーズンを通して応援してくれた皆さんに感謝です!THANK YOU!

Kenny

2017全日本選手権 優勝

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カリフォルニアから帰国した数日後、愛知県知多市で開催された第6回SUP全日本選手権に参戦しました。2014に優勝してから去年一昨年と準優勝で終わった全日本選手権。海外のレースを転戦している中、時期的にも凄く調整しにくい全日本でしたが、今年はシーズン初めから全日本で再び優勝することを一つのゴールにしていました。海外や国際大会で活動するだけでなく、全日本で結果を残すことも自分を応援してくれる皆さんへの責任だと感じたからです。

今年の全日本では自分の安定したパフォーマンスを発揮し、テクニカルとディスタンスのレースで優勝。2014年ぶりの総合優勝が出来ました。全日本で結果が残せたのも、今年は出場した国内の全体会優勝出来たのも自分の実力を最大限に引き出してくれるJP AUSTRALIAの板のおかげだと思います。他のスポンサー・サプライヤの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

そしていつも応援してくれるファンの皆さん、本当に有難うございます。

今シーズンは今年最後の国際大会「マイナビ The Japan Cup」。最高の形でシーズンを終えれるよう頑張りたいと思います。

金子ケニー

 

 

 


 

 

 

 

 

 

自然電力とスポンサー契約

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この度、自然電力様とスポンサー契約を結びました。

自然の中で日々活動していると、海や浜に流れ着くゴミ問題、温暖化による水温上昇や風の吹き方の変化など様々な環境問題に気づきます。

人と自然が持続可能な形で生きていくために、自然エネルギー100%の世界を目指している自然電力の活動に共感を持ち、このパートナーシップを組ませていただくことになりました。

太陽光や風力発電所の設置だけではなく、全国の世帯に自然電力の電気を買っていただく取り組みも行っています(小売販売は本格的には11月から開始)

環境問題は大きすぎてどう解決したらいいかわからない人が多いと思います。そんな中、大切なのはできることを一つ一つやっていくことです。自然の中で遊ばせていただいている私達だからこそアクションを取る責任があると思います。
皆さんもエネルギーから世界を変える自然電力の取り組みをチェックしてみてください。

自然電力HP: http://www.shizenenergy.net/
自然電力小売事業サイト:https://shizendenryoku.jp/

自然電力からのメッセージ
「大好きな自然を、ずっと美しいまま残したい」「自分たちの未来は、自分たちの手でつくりたい」という想いで、「自然エネルギー100%の世界」を目指す私たちにとって、海と真摯に向き合い、競技へ取り組む金子ケニーさんは、まさに同志です。そうした想いで、世界を舞台にさらなる挑戦を続ける金子さんの活動を応援いたします。

 

ISA SUP World Championships in COPENCOLD HAWAII DENMARK 2017

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今年もISA世界大会を終え、先日無事帰国しました。北欧デンマークの寒くて冷たい空気と比べると日本はまだまだ暖かく感じます。まだ時差ボケが取れない今日このごろですが、次の大会に向けてトレーニングも再開しています。

今回の世界大会はヨーロッパで初の開催ということもあり、ヨーロッパ各国のチームが参加していて過去最大規模の大会となりました。参加チームは去年の26カ国より多く、42カ国に増えていスケールの大きさを感じました。強豪国のフランス、イタリアやオーストラリアはSUPがオリンピックになることを見越してサーフィン連盟やウェイクボード連盟と連動し全メンバー揃ったチームだけでなくトレーナー、コーチ、メディアクルー、マッサージ師をチームにつけていました。

TEAM JAPAN

 

日本代表チームは大会前の水曜日に成田空港で合流しデンマークに向けて出発。デンマークまでは直行便で10時間半とそこまで大変な移動では無く、SAS (スカンジナビア航空)も親切にレースボードを運んでくれました。コペンハーゲン到着後はホテルにチェックインし、数日間はコースを漕いだり観光をしたりと調整。美味しそうなパンやペーストリーが多かったけどレースを控えていたのであまり食べすぎないように注意。

 

Training in Copenhagen
Training in Copenhagen

 

到着して数日が経った金曜日にParade of the Nationsと開会式が行われました。今年は各国の選手たちが国旗を持ち、多くの観光客がいるコペンハーゲンの街をパレード。開会式はコペンハーゲンのランドマークとなっているオペラハウスの前で行われ、ISAのプレジデントからSUPの種目が2019年のISAサーフィン世界大会と同時開催されること。そして2024のパリ・オリンピックの際にセーヌ川でSUPのレース種目が取り入れられる可能性が高いことを発表しました。

 

PARADE OF THE NATIONS

ロングディスタンス 18kmレース

大会初日に行われた18kmのロングディスタンスレース。コースはオペラハウスの前からスタートし、コペンハーゲンの港を周り、オペラハウスの裏の水路を漕ぐ1周4.5kmのコースを4周。フラットウォーターと思われたコースでしたが、港の中では遊覧船などの交通量が多く、海面はチョッピーなコンディション。男子のスタートは70人超えと過去最高の人数。この人数でのスタートとなると去年のようにスタートで遅れてしまうと取り返しがつかないと思い、スタートから全開で漕ぎました。お陰で最初のブイまでは4位。そしてその第2ブイまではトップ集団で順調なレース展開。第2ブイの180度ターンで自分の二人前のイタリアの選手が落水したせいでその前を漕ぐ6人とその後ろを漕ぐ選手の差が開き、この最初2kmの差が縮ず第1集団はこの6人での展開が繰り広げられた。この後に続く僕がいた第2集団には8人。基本この集団で自分は最後まで漕ぐことになりました。

2周めの港側でこの集団を途中失い、一人で追うという厳しい展開になりましたが、4週目で2人を抜きロングディスタンスレースを12位で終えました。ロングディスタンスレースでは「漕ぐ力」やスピード的にはやっと対等に戦うことができていることを感じました。ただそれ以上に課題が見え、自分に足りないのは「ハイレベルのレースでの展開や戦術のスキルや集団で漕ぐレース運び」。このレースでトップ2集団にいた14人の選手を国別で見分けると:

ハンガリー 2名
フランス2名
ハワイ 2名
イタリア 2名
ニュージーランド 2名
オーストラリア 1名
日本 1名

LONG DISTANCE

オーストラリアはジェイムズが遅れをとったので例外となっていますが、上位の選手は同じ国の選手がいるところばかりです。ハンガリーの選手たちは兄弟で日々ハイレベルの練習をして、競い合うという展開やドラフティングを使った戦術を研究している。実際のレース映像を見ていても二人で交代しながら、第1集団を引っ張っていました。ニュージーランド、アメリカ、ハワイ、フランスは各国でのレベルが非常に高く、国内の大会や日々の練習でも世界大会と変わらない展開が繰り広げられている。それに変わって自分は日々一人・または自分より遅い選手と練習し、レースに出ても基本先頭を一人で漕いでいることが多い。一人で練習したり、先頭を漕ぐということは常に引波がないきれいな水を漕げるのでいくら速くなっても国際大会の環境とは180度違う環境。

漕ぐスピードを今以上上げるのは本当にミリ単位の進歩になるが、日々の練習環境環境を変えることしか国際大会での成績上げることができないと確信した。

200mスプリント

翌日には200mのスプリントレースが開催された。このレースはフラットウォータースプリントだと思っていたらスタートもゴールも結構アバウト。オペラハウスの前で行われたため、船が通ると引波が起き、前年のエクシビションで開催されたスプリントとは違う難しいレースとなった。自分は第3ヒート。ヒートにはイタリア、フランス、ハンガリーを含む9名がいてトップ2人が決勝に進出できる。前のヒートを見ていても船が通るタイミングや引波の動きにより、コナー・バクスターや去年銅メダルを獲得したスレーターを見て慎重に自分が並ぶ場所を選択した。

僕が選んだのはオペラハウス前。流れが一番いいと思い、同じ選択をフランスのアーサーがしていた。その反対の一番左側にはハンガリーのダニエルとイタリアのニカ。彼らは船が通ったときに引波を活用できると思ったんだと思う。

200m Sprint

スタートを切り、最初の500mはかなり板も走り順調。そこで、少しのチョップに板があたり、一瞬失速してした。そこからまた板をプレーニングさせるためにスピードを上げたときには1艇分の差が開いてしまい、巻き返せず予選敗退となった。正直フラットウォーターの中でガッツリ漕いで勝負したかったという悔いが残るが、そんな中でもスプリント・キングのキャスパーはしっかり優勝している。

Cold Hawaiiへ

スプリント種目を終えた夕方には後半戦のSUPサーフィン、SUPテクニカルレース種目の為に大会主催者側が用意してくれた大型バスでCold Hawaiiと呼ばれているDenmarkの北にあるVoruporという町へ移動した。コペンハーゲンからVoruporまでは約450km。コペンハーゲンを離れて30分経つとカリフォルニアの田舎のような自然に囲まれた。VoruporがCold Hawaiiと呼ばれ始めたのは前に風力発電の施設を建設するという計画があったときに町の人たちが反対運動をした際に「この海岸や景色を守る為に、Hawaiiと同じぐらい美しい自然があることを多くの人に伝えるためにCold Hawaiiという名前がついた」と地元の人たちが言っていた。ホテル生活で観光客が多いコペンハーゲンに代わり、Cold Hawaiiでは一軒家に泊り、リラックス時間を過ごすことができた。コペンハーゲンは毎日晴れていて暖かかったが、Voruporは気温も寒くほぼ毎日冷たい雨が降っていた。

SUP TEAM JAPAN

テクニカルレース予選

テクニカル種目は男子は16人のヒートが4つ火曜日に行われた。テクニカルのコースはビーチをスタートしてから6ターンある1km弱のコースを4周。1周ごとにビーチ・ランのトランジション。予選は各ヒートから5人通過。20人が直接決勝に進み、進めなかった40人弱の選手がレパチャージレースをやり、30人決勝。

僕は第3ヒートでコナー、リンコン、ノアのいるヒートになりました。テクニカルレースはスタートが鍵をにぎるということで、予選だけどスタートは全力でダッシュ。第1ブイにはノアと同時に先頭で到着して、第2,第3ブイへ。この時点でコペンハーゲンでのレースと長い移動の疲労のせいか、体の調子があまり良くなかったので、ペースを落とし残り3週を5位の順位をキープして予選通過。スタートダッシュの感覚をつかむことが出来たので4日後の決勝までに疲れを抜くことに専念しようと思いました。同じく日本代表で出場していた吉田選手も無事予選を通過し、ファイナル・デイの決勝に進むことが出来ました。

SUPサーフィン応援

予選から3日間が空き、テクニカルレースの決勝が行われました。決勝までの期間で、SUPサーフィンの種目が行われました。波のコンディションはオンショアの湘南という感じで決していい波ではなかったが僕達レース組の応援とサポートをコペンハーゲンの時からしてくれていた日本代表SUPサーフィンチームを全力で応援。サーフィンの競技はコンディションも選べず短い時間でいかにいい波に乗るか。ヒート運など様々な要素が含まれているなと見ていて感じました。ハードなコンディションで多くの選手が苦戦している中、堀越ファミリーの2人が準決勝まで勝ち進んでいるのを見て決勝に向けてかなりいいエネルギーをもらうことが出来ました。

テクニカルレース決勝

テクニカルレース決勝当日のコンディションは強いサイドウィンド。スタートラインには30人。この距離のテクニカルレースではかなり多く、大混雑が予想されたので予選同様スタートダッシュでいい順位につけそこからはスマートなレース運びをして最後に追いかけるという展開を意識した。ラン・トランジションでは予選でもボード・キャディーをしてくれたマネージャーの鈴木さんにキャディーをお願いして、前日に練習出来たのでスムーズなトランジションを意識した。

スタートラインが狭く、肩がぶつかり合うほどでスタートの合図がなってボードを水に置こうとした瞬間、板の間に挟まれ置く場所が無く落水してしまい、第1ブイを最後尾で回る展開に。そこからは引波がすごかったので出来るだけ引波を使い、1週目の終わりには20位ぐらいまで順位を上げた。体力は温存出来ていたので2周目の初めにスパートをかけると16位まで順位を上げた。ただここから世界大会で前の選手たちも自分より速かったり自分と同じぐらい速いため、差がなかなか縮まないまま、テクニカルレースを16位で終えた。

正直全力で漕ぎきったが、前の集団にスタートから遅れを取り競えなかったので不完全燃焼と言う形でレースを終えた。

国別対抗リレー

テクニカル決勝の翌日には国別対抗リレーが行われた。日本チームはプローンの男子が菊池選手。プローン代表の女子選手が急遽大会に参戦できなかったため、女子SUPサーフィンの堀越ゆうか選手が参加。SUPは女子が佐藤選手。僕がSUP男子でアンカーをさせていただきました。予選は少し手こずったが5位で決勝に進出出来ました。

決勝では佐藤選手と堀越選手が前に追いつき、順位を守ってくれて僕はアンカーとして全力で漕ぎました。決勝10チーム中8位で終えました。日本の国旗を胸にこのようにチームでレースに挑めたのは本当に良かったなと思いました。

TEAM JAPANリレーチーム

日本代表総合9位

最終的に日本代表チームは各種目の総合得点で国別9位で終えました。テクニカルとディスタンスプローン女子のポイントが加算されていない中、チームとしては大健闘だったと思います。その大きな理由がスプリント種目での佐藤選手の4位。そしてSUPサーフィンで堀越親子が揃って準決勝に残ったことだと思います。実際プローンの女子のポイントがあれば、5位争いに入れた可能性が高いです。

来年の世界大会は個人もそうですが、国別対抗でトップ5を狙えるように日本代表もフルチームで参戦したいと思います。そのためには派遣する日本の各団体がもっとしっかりして、各競技の選手たちが目指せる必要があると思います。

大会を終えて

2017のISA世界大会は個人的には目標に届かず悔しい大会となりました。そんな中、自分の中でやらなきゃいけないことははっきりしていて、まだ上に上がるために打てる手は沢山あると感じました。2024にはパリでオリンピック種目になる可能性も高く、その時にはしっかりメダルを狙える立場にいたいと思います。そしてその前に国際大会でもっともっといい成績を残していかなくてはいけないと感じました。

世界では15−16歳で大人と対等に戦っている若い選手が沢山います。日本でも少しずつ増えている若い選手たちにはこのISAの世界選手権に出場するために日本代表を目指してほしいと思います。実際他の国際大会は誰でも「出たい」と手を上げれば出れる大会です。年齢別のディビジョンも無く、純粋に世界基準の中どこに自分がいるかわかる素晴らしい機会です。

そしてこのような舞台で戦える選手を育成するために、日本の協会や各大会主催者にはもっと短いテクニカルレースやもっと長いディスタンスレースを開催してもらいたいと思います。距離が長くなれば安全管理やタイムスケジュール的にはめんどくさかったり主催者側にとっては大変のことが増えると思いますが、日本で18kmのレースを漕ぐ機会が無いのに海外で18km以上の距離をレースで漕いで結果を残すことは出来ません。一般の方が楽しめるレースも大切ですが、若いトップ選手を育成できる仕組みを作らなくてはいけないと思います。

僕も日本を代表して出場する限り、2018の大会までに自分のレベルを上げてチームに貢献できるように頑張りたいと思います。

日々一緒に過ごした日本代表の皆さん、そしてマネージャーの鈴木さんと横山さん。本当にありがとうございました。来週からPacific Paddle Gamesの為にカリフォルニアに出発します。

応援してくれるスポンサーの皆さん、そしてファンの皆さんありがとうございます!全日本・Japan Cupでお会いしましょう!

2017世界大会Team JAPAN

50th Mabo Royal KJ CUP 優勝

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50th Mabo Royal KJ Cupに参戦し、優勝することが出来ました。
ドイツ遠征から帰国し、直ぐの大会でしたが調子は良くスタートから最後まで気持ち良く漕げました。

当日は2018年ISA世界大会の選考会ということもあり、沖縄からもパドラーが来ていてここ最近では一番レベルが高いレースとなりました。今回はターンも多くて5kmのテクニカルレース。風もオンショアが吹き、ダウンウィンドではうねりに乗れるような面白いコンディションでした。

とにかくスタートからファーストブイに一位でつけることを意識し、そこからはダウンウィンドで気持ち良く体を休めながら板を走らせ、アップウィンドは失速しないように安定した漕ぎを意識しました。このようなレースはターン開けの加速が重要なのでそこを重視してレースを進めました。

Garmin Connectデータはこちらから:

 

これで2017前半戦もひと段落し、次は9月にデンマークで開催されるISA世界大会に向けてしっかり調整していきたいと思います。

いつも応援してくれるみなさんありがとうございます!

使用ギア:
ボード:JP All Water 2017 12’6×24
パドル:JP Carbon Pro 90
フィン: VMG Mako 28

湘南祭「桑田杯」優勝

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茅ヶ崎サザンビーチで開催された「桑田杯」に参加させていただきました。

僕はカリフォルニアに8歳の時に引っ越すまでは茅ヶ崎で幼少期を過ごしていました。サーフィンを始めたのも茅ヶ崎だったり、祖父母が住んでいたり、幼馴染がいたり、自分にとって「地元」といったら茅ヶ崎なのかもしれません。

この桑田杯ですが、SUPディビジョンが初めてできた年に自分の父が出場して優勝しているんです。その時はレースボードに乗っている人は一人もいなかったようですが、今年はレースボード、インフレータブルを含め200人近い参加者が集まりました。

会場には沢山の人とも久々にあったり、初めてお会いする方も多くレース以外でも凄く楽しめました。

今回のレースはJP Australiaに移籍してから練習で主に乗っている2017 All WaterのBiaxモデルというカーボンより一つ価格帯が安いボードに乗りました。(12’6x 24″) このボードは268,000円とレースボードの中でもお手頃で、軽く他社のカーボンボードと比べても同じぐらいの重さです (10.3kg)(詳しくはこちらから)

 

photo: Kure

練習では使っていて凄く乗り味がよく、今回いい機会だったのでレースでも使って実際テストしてみました。

JPのカーボンボードの方が軽くて速いのは間違いありませんが、このBiaxモデルはスタートからの加速も調子よく今回もスタートから前へ出ることができました。通常ファイバーグラスモデルだとアップウィンドでうねりを越える時に振動が伝わり、失速しますがその心配もなく、アップウィンドもしっかりと走ってくれました。ダウンウィンドは言うまでもなく、ノーズボリュームのおかげで一度もステップバックすることなくうねりにずっと乗せることができました。

photo: Kure

レース後にGarmin Connectのデータを振り返ってみると、カーボンボードより時速0.1-0.3km遅い気がしますが、それでも平均時速9.3kmとそこそこのスピードで走り、優勝することができました。

今回の大会では若手の成長、そしてSUPレースの愛好家がまだまだ増えて多くの方々が楽しく漕いでいるのが印象的でした。

photo: Kure

主催者の皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。

次はいよいよ待ちに待ったAPP World Tour第2戦、Japan Pro Amです!

 

TRUMP WETSUITSとスポンサー契約

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本日(4月29日)TRUMP WETSUITSとスポンサー契約を結びました。

TRUMP WETSUITSコンセプト:
オーストラリア発祥のブランド。大手インダストリーのアイテムが同じ表情の物ばかりが多く
私たちは人間に個性があるように洋服などにも個性が必要だと考えました。そしてトランプのカードからインスピレーションを受け一つ一つ違った顔を持つアイテムをトランプユーザーにお届けします。

今後はTRUMP Wetsuitsと共にSUPユーザーが使いやすいウェットスーツの開発に取り組みます。皆さんよろしくお願いします。

TRUMP WETSUITS HPはこちらから:http://trump555.com

Kerama Blue Cup 2017

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先週末沖縄の離島、座間味で開催された「Kerama Blue Cup」に参戦しました。当初の予定ではJPの2018カタログ撮影を終えてからカロライナ・カップへ向かう予定でしたが、国内で国際大会が開催されるということでKerama Blue Cupへ。

今回の大会は急遽開催が決まった為多くの海外選手はカロライナ・カップへ向かいましたが、オーストラリアからJake, Jacko, AngieとハンガリーからDanielが参戦。このように日本の大会に海外からも選手が参加してくれるのは嬉しいことです。選手の参加は急遽決まったので少なかったですが、国内から多くのトップ選手と若手で頑張っているジュニアも参戦していました。

<Day 1 Long Distance Race 3位>
初日は大荒れのコンディションで13kmのレースが開催。
スタートから横からの風とうねりがあり、ペースはかなり遅め。足元を定めるのに時間が少しかかり、ダウンウィンドへ入り時には5位。ターンするブイとそれを結ぶロープの間に板がハマってしまい前を走る選手と少し距離が空いた。ここからは4kmほどのダウンウィンドで本来ならここはリラックスしてうねりを使いダウンウィンドを終えた後の8kmアップウィンドの為に休みたいところだったがブイにハマった際に前と差が開いてしまった為、必要以上に漕ぎ心拍数を下げることができなかったのが印象強い。長いレースで重要な水分補給やエネルギー補給も忘れてしまい。ダウンウィンドで一番やってはいけない「頑張りすぎる」ことをしてしまい乳酸が溜まるだけで前との差は縮まることなく、アップウィンドへ。

photo by Kiyotaka Kitajima

ここからは強風の向かい風でいくら漕いでもスピードが全く出ない状態だったので冷静になり、スタートから初めての水分補給とShotzのエネルギージェルを取り入れた。ここからは長いアップウィンドレグになる覚悟でとにかく溜まっていた乳酸を抜くこと、そして怠っていたエネルギー補給に集中した。気づいたら溜まっていた乳酸も抜けていき、本来の気持ちいい漕ぎができるようになっていた。

4位を走っていた吉田選手の前に出て、そこからは前を走っていたJackoを追い抜き3位でフィニッシュ。優勝を狙っていた得意のレースでたがこのようなレース展開になってしまったのは非常に残念だったが、最後は巻き返し3位入賞できたのは今後の自信に繋がった。


<Day 2 スプリント>
2日目のスプリントレースは長めの<MV>字コース。スタートしてからターンが5つあり、男子は2ヒートの予選から6名が決勝に残るフォーマット。

photo by Kiyotake Kitajima

前日の荒れた天気は回復し、この日は絵に描いたような「KeramaBlue」が迎えてくれた。予選はスタートから最初のブイまではスタートや自分の漕ぎ出しを確認する為、ガッツリ漕ぎ、その他はターンの感覚を意識しながら流して漕ぎ2位通過。

決勝には前日のトップ6人が残り、スタートを迎えた。このようなレースは以外と長いが7割の場合ファーストブイについた順番が変わることは無い。それをわかっていたのでファーストブイまで全力で漕いだが前に出れず、Daniel, Jakeに続き3位で第1ブイに到着。こうなったら前の二人が駆け引きし合いながらバテるのを待ち、最終ブイのターンから勝負をかけるしか無いと思った。

最終ブイを回った瞬間、それまで前の二人の後ろをドラフティングしていたが左側に離れスパートをかけた。この時極小さいうねりを捉え、一気に加速し2位を走るJakeと並び、そのままいけばDanielにも並べると正直思った。ただそう上手くは行かず、Danielが自分の前を斜めに通過し、彼の引き波に弾かれ一気に失速。そこからはJakeとパドルがぶつかりながら浜までスプリント勝負だったが、ターン開けに全力で漕ぎかけていたので最後に力が残らず前日と同じく3位という悔しい結果になった。

<大会を終えて>
2日間を終え、結果は総合3位。自分がやらなくてはいけないことがまだまだあるなと感じた大会だった。今年からJP Australiaのボードと板を使っていて、今回初めての国内レースとなったが予想通り調子はよく、JPの2017 All WaterとCarbon 83のパドルで今期レースするのが凄く楽しみになった。今までと違いギアの心配はなく、あとは自分を磨けば良い結果を残せるはずです。

大会前日に亀と泳いだ時に撮った写真

 

他の国内の選手と一緒にレースし、ジュニアの成長が観れたのも凄く嬉しかった。国内のレベルも徐々に海外に近づいていると感じた。大会主催者は悪天候の中最大を尽く、普段だったら中止になるようなコンディションの中素晴らしいレースを開催してくれた。地元の方々やボランティアの方々も僕たち選手を笑顔で受け入れてくれました。

座間味の海は本当に綺麗で、レースを終えてもいつまでも漕いだり泳ぎたいと思わせてくれる魅力があった。来年は今年よりも多くの選手がこの座間味の海で漕ぐのは間違いないでしょう。船で板を送ることも可能だし、みなさんも是非来年のレースカレンダーにチェックしてください。

主催者のみなさん、座間味のみなさん、最高の機会をありがとうございました!
また来年行くのを楽しみにしています。

 

J SPORTSオンデマンドで大会二日間の映像が無料で観れます!

Day 1ロングディスタンス http://front.jsports-ondemand.com/p/170422-1544C

Day 2 スプリント http://front.jsports-ondemand.com/p/170423-1316C

BRAVO!とスポンサー契約

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photo: Kure

 

今期からBRAVO!とスポンサー契約を結びました。

BRAVO!は日本初のウォーターパークの製造メーカーでオーダーメイドでオリジナル製品の開発なども行っています 

BRAVO! 加藤社長からメッセージ:

ケニーの力強いパドリングで日本のsup業界を多いに盛り上げていってください。BRAVO!も全力でケニーのサポートを頑張っていきます!

Team Kennyに加わっていただきありがとうございます。

BRAVO! ホームページはこちらから:http://www.bravo21.co.jp/waterpark/index.php

2017 Schedule

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2017シーズンは新たな試みを持ち、プレシーズンのトレーニング合宿に取り組んでいます。西表島では様々なコンディションの中練習が出来るので充実した日々を過ごすことができています。

今シーズンは海外のレースで活躍したいという気持ちが強く、2017のスケジュール作りもそれを考慮して調整しました。スケジュールが決まってきたのでこの場で公表したいと思います。(スケジュールはこちらから)

2017は世界のSUP事情も大きく変わり、APPワールドツアーというSUP界初のプロツアーが設立されます。このツアーは元々Waterman Leagueが開催していたStand Up World Seriesが生まれ変わり、今年から新しい形でツアー選手24人とワイルドカード8名の世界ツアーとして年間7戦のレースが開催されます。

世界のSUP界も色々と分裂があり、大会に参戦するレーサーが分かれていることも少なくはないですが、恐らく今後このワールドツアーがSUPというプロスポーツの世界ツアーとして認識されていくと思います。去年や一昨年海外で残した成績を踏まえ、この24人に選ばれた限りこのツアーに参戦するのが色んな意味で正しいと判断しました。

このツアーに参戦し、ワールドツアーで自分のベストを尽くし世界ランキングを上げることを考えるとどう考えても去年出場したMolokai2Oahuに出場することは難しくなってしまいます。個人的にモロカイのような長距離のダウンウィンドレースは得意分野で、初参戦の去年は8位で終えているので更に上を目指したいという気持ちがありますが、モロカイに出場すると他のレースに向けて調整することが難しくなります。実際2016シーズンもモロカイに焦点を当て、成績が残せた分、一年通してアップダウンが激しい年となりました。今年はモロカイでは無く、SUP界でより注目されているイベントに集中したいと思います。

APP以外にもう一つ焦点を置くレースが9月にデンマークで開催されるISA世界選手権です。この大会はSUP界のオリンピックという位置付けになりつつあるのでここは日本代表チームとして今年も頑張りたいと思います。

その他には自分が得意としているロングディスタンスレースのCarolina Cup, そしてPacific Paddle Gamesに出場する予定です。

今シーズンいいパフォーマンスができるようにこのオフシーズンはしっかりと頑張りたいと思います。

Kenny

2017: 新たなパートナーシップ

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Photo by Kure

皆さん、

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2017の目標はできるだけ多くの国際大会で表彰台に乗ることです。新シーズンの1月から第1戦の4月までの過ごし方次第で十分に達成できる目標です。達成するためには今まで以上にトレーニングを工夫し、自分を追い込む必要があります。またレースでのミスを減らし自分の弱点を磨く。1月からの3ヶ月は一年で唯一集中的に練習ができる時期なのでまずはここで今までの自分を大幅に越えたいと思います。

目標を達成するために、自分のSUP選手としてのキャリアを3年間サポートしてくれたSIC MAUIと契約を更新しませんでした。最高のファミリーだったので離れるのは辛いですが、目標を達成するには必要な決断でした。

今シーズンからはJP Australiaのライダーとして活動することにしました。多くのメーカー本社からオファーがあったオフシーズンでしたが、色々と考えた上最終的に一番自分に合うプロダクトを作っているブランドはJPでした。

昨シーズン、友人のJamesやVinniciusと一緒に練習する中で板を試した時から気になっていて、このボードに乗り慣れたら今までの自分より確実に速くなれると確信しました。実際JPの板をISAの世界選手権で乗った時に、素晴らしい板だなと思いました。その後、JPの本社スタッフやシェイパーのワーナーとSKYPEでミーティングを何度もしましたが、JPと組めば自分の目標への一番の近道だと感じました。

日本ではあまり知られていないJPのSUPボードですが

  • Windsurfingの最先端を走るブランドなのでプロダクションボードのクオリティーが高い(軽量で丈夫)
  • シェイパーのWernerはウィンドからの経験が豊富で凄く板のノウハウがあり、最速のボードを作るには何が必要かということを理解している。自分がライダーとしてうまくコミュニケーションをとれば小柄な日本人でも乗れる板を作り上げることが出来る。

今期からJPのボードだけで無く、パドルもJPを使用することに決めました。自分にとってパドルだけは今まで譲れなかったところですが、JPのパドルをオフシーズン中に使い調子が良くて驚きました。Kialoaのパドルはアウトリガーカヌーを漕ぐ時は引き続き使いますが、SUPではJPを使用します。

このように2017を新体制で迎えることになりました。今シーズンがどのような一年になるか今からワクワクしてたまりません。

皆さん今シーズンも応援よろしくお願いします。

金子ケニー

2016シーズン 振り返り・報告

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2016 シーズンも沢山の応援ありがとうございました。

ここ数週間はシーズン中酷使した背中、手、肩をゆっくり休めつつ、来年の土台となる下半身を作り上げています。今シーズンをゆっくり振り返り、来シーズンに向けて準備を着々と進めています。

2016 シーズンはSUPで自身初となるMolokai2Oahuに合わせて自分の一年のピークを作りつつ、前半戦はCarolina Cup, Lost Mills, そして日本で開催されたStand Up World Series ビクトリア葉山プロに参戦しました。

7月 モロカイの為に17フィートの板に慣れる為マウイで調整し、モロカイ2週間前のMaui2Molokaiでは最高のダウンウィンドを体験し、モロカイに向けて準備が出来ました。9位という結果を残せたのは自信にも繋がりました。7月31日に開催されたMolokai2 Oahuでは初めてSUPでKaiwi海峡を渡るということで不安が多い中、最高のダウンウィンドコンディションに恵まれ総合8位(4時間30分日本人歴代最高タイム)という好成績を残すことが出来ました。ただレースを終えた後、ゴールまで漕ぎきる為に自分のスピードを抑えすぎて力を出しきれなかったという悔いが残りました。

モロカイを終え本来だったら1ヶ月ぐらい体をゆっくり休めて、後半戦に向けて体調を整えたいところでしたがその2週間後には炎天下の鳥取でダニーやジェイムスと21kmのハードなレース(3位)。1週間後に香港で開催された第2回香港国際SUPチャンピオンシップでは21kmのレースでKaiやCasperに勝ち、人生初の国際レース優勝を成し遂げることが出来ました。これは本当に嬉しかったし、自分の漕ぎにも自信を持てる結果となりました。その後はJapan Cup (総合3位)、Pacific Paddle Gamesと嵐のように時が過ぎ、レースには出場しているがモロカイを終えた後体をしっかり休めなかったせいで調子が下がっていることを体感しました。Californiaから帰国して1週間後に宮崎で開催された第2回全日本選手権では思うようなパフォーマンスが出来ず、総合2位という悔しい結果となってしまいました。

全日本後、このまま練習しても体の調子も下がる一方だからとSUPを漕ぐのを数週間止め仲間とアウトリガーカヌーを漕ぐことに集中しました。そして11月、夢に見ていたカヌーレースHawaiki Nui Va’aにオーシャンアウトリガーカヌークラブの仲間と参戦しました。ここでは今までに体験したことなかったぐらい素晴らしいパドリング文化に触れることが出来て心も体も休まってリフレッシュ出来ました。

心も体もリフレッシュした中、参戦したISA Fiji世界選手権では前年の世界選手権での成績を上回りディスタンス8位、テクニカル11位、そして200mスプリントレースでは銅メダルを獲得し、最高の形で2016シーズンを締めくくることが出来ました。

シーズンを振り返り、一番感じたことは1年のスケジュールをもっと上手く組み立てる必要性。今年はピークを迎えたモロカイの前後1−2ヶ月は調子よく漕げましたが、レースに出続けたため、調子が下がった状態でレースにでることも少なくありませんでした。出場する全レースを100%で挑む為にはレースをじっくり選び、レース数を減らすことが必要です。

数多くのレースに参戦し、自分はまだまだ下手で、上手くならなくてはいけないと感じました。そう感じたからこそ、来年1月から海外で数ヶ月過ごし2017シーズンに向けて全力で調整をします。

そして最後に。

今年をもちまして、SIC Mauiを離れることを決めました。SICは自分が世界で活動する為の土台をくれた最高のブランドです。欧米人や外人が多いSUPマーケットの中、無名の日本人を信じてグローバルチームに歓迎してくれました。そのおかげで自分はここまでこれたと思っています。この3年間はSICのおかげで素晴らしい成長を成し遂げることが出来ましたし、最高のボードでレースに挑むことが出来ました。本当に感謝の気持ちしかありません。

来年からについては現在沢山の選択肢があるのでこの年末年始を通してじっくり考えたいと思います。

今シーズンこのような活動が出来たのはスポンサーやサプライヤーとしていつも応援してくれるAerotechProbodyザクロ屋Garmin Japan江戸一KIALOA、 Sanuk JapanパタゴニアショッツジャパンSpy JapanSolainaのおかげです。本当に心から感謝しています。

そしていつも僕のことを信じ、応援してくれるファンや仲間がいるからこそ今年一年沢山のことを乗り越えることが出来ました。本当にありがとうございました。

来年の目標、スケジュールなどは年明けに皆さんにホームページを通して報告させていただきます。

今年も沢山の応援ありがとうございました!

Merry Christmas and a Happy New Year!

金子ケニー

ISA SUP and Paddle Board World Championships in Fiji

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フィジーで開催された、第4回ISA世界選手権を終え帰国しました。今年最後のレースとなった今大会、自分自身の意気込みとしては一年間積み上げてきたことを発揮して来年に繋げるレースをすることでした。ISAの世界選手権は各種目で国の代表が出場し、個人の競技で競い合い、チームとして全種目の総合点で国別団体順位を付けるオリンピックに近い大会です。男子の種目は各国から2名、女子の種目は各国1名選手枠が与えられます。ISAが動いたおかげで2020からサーフィンが正式のオリンピック種目になり、2024にはISAがSUPのレースをオリンピック種目に追加されるよう力を入れているせいか今年は歴代最多の26カ国が参戦しました。

Team Japan photo: ISA Evans
Team Japan photo: ISA Evans

 

今回日本人チームは歴代最多人数の8名。SUPサーフィンから男子2人、女子1人。プローンパドルの男子2人、女子1人。そしてSUPレースは男子が1人、女子1人と男子SUPレースの枠に欠員がある状態で挑みました。チームとして大会前に決めた目標が10位以内。10位以内になれば来年の世界大会で高いシード権を得ることができ、全種目で有利になれるからです。

自分自身の出場種目は3kmテクニカルレース、17kmディスタンスレース、200mスプリントとチームリレー。

<3kmテクニカルレース・11位>

テクニカル・決勝

大会最初の種目となったのは3kmのテクニカルレース。4つのセミファイナルヒートに分かれ、上位4人が決勝に進み16人での決勝。前年の国別対抗の順位が低かったため、予選で一番ハードな第4ヒートとなりました。自分より世界ランキングが上の選手が4人いる中、緊張感が高まる予選となりました。大会開催地は有名なクラウドブレーク。波は小さかったですが、風もかなり強くあれたコンディションの中のテクニカルレースとなりました。
予選はいいスタートを切ることが出来て、4位通過で決勝進出。決勝への自信へ繋がりました。

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テクニカル決勝

決勝は予想どおりハイレベルのレースとなりました。自分自身ベストを尽くすことが出来ましたが来シーズンの課題となっている細かいところで順位を下げてしまい、最終的には11位と表彰台争いに入り込めない悔しいレースとなりました。前年のメキシコ世界選手権の時の順位が21位だったと考えると1年半でかなり前進することが出来ましたが、今年一年通して自分が磨く必要があると思ったテクニカルレースはまだまだ成長の余地があると感じました。

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テクニカル・レザルト

 

<17kmディスタンスレース・8位>

Photo: ISA/ Ben Reed
Photo: ISA/ Ben Reed

テクニカルレース翌日には17kmのディスタンスレースが開催されました。コースはクラウドブレイクをスタートし、タバルア、ナモツの間を通り、マスケットコーブというリゾート地にゴールするワン・ウェイ。当日風は吹かなかったですが日差しが強く30度を超える炎天下の中のレースとなりました。スタートの合図が曖昧で、出遅れてしまい300メートル先の最初の部位で混雑に挟まれてしまいました。ここでジェイムズの板が僕とリーシュの間を抜けてきて二人のリーシュが絡まってしまいました。リーシュを外しても解けず、板から降りてリーシュを板から外した時には最下位。トップ集団とはかなりの差が開いてしまいました。自分の中ではトップ集団に入り、レース終盤までスマートなレース運びをするつもりだったのでまさかの事態でした。ここからはかなりハードに漕ぎ一人一人後ろから抜き、1時間半が経過した頃には第2集団に追いつきました。第2集団に追いつくまではずっと一人旅だったのでここで20分ほど体を休め、先頭集団を追うことに。ただ先頭集団も世界トップ選手なのでそう簡単に追いつくことができず、最終的には8位でフィニッシュ。

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ディスタンス フィニッシュ

今年はディスタンスレースではモロカイ、鳥取、香港、ジャパンカップなどで好成績を残し自信もあったため、スタートのアクシデントや表彰台に立てなかったことが悔やまれます。ただ最下位から8位まで追い上げ、去年のメキシコでの13位を大きく上回ることができたことは嬉しく思います。

ディスタンス レザルト
ディスタンス レザルト

<国別対抗リレー>

リレーチーム
リレーチーム

今まではプローンの選手がいなかったり、SUPレースの選手がいなかったりと出場することができなかったので今回が日本チームとして初出場となったチームリレー。このチームリレーは男子プローンの小林海、女子SUPの横山貴代、女子プローンの伊藤真央、と僕の順で1周約700メートルの距離を4周します。リレー種目も3つのセミファイナルに分かれ、上位2チームが6チームで行われる決勝へ進出。日本チームは去年のシードが低いため、強豪のニュージーランドとハワイがいる第3ヒート。

Photo: ISA/ Ben Reed
Photo: ISA/ Ben Reed

 

レース展開としては小林選手、横山選手、伊藤選手がすばらしいレースをし、2位同着でアンカーの僕へ繋げてくれました。一緒にスタートしたのはハワイのカイ・レニー。カイと同じタイミングでスタートし、パドルがぶつかり合いながら漕いでいたら僕がパドルを落としそうになってしまいました。そこからカイに食らいついて漕ぎましたが抜くことができず、3位敗退となってしまいました。2位でゴールできず、応援してくれた日本チームの期待に応えられず悔しい気持ちが溢れました。結局決勝ではハワイが1位2位がニュージーランドになりました。

Photo: ISA/ Ben Reed
Photo: ISA/ Ben Reed

初めてリレーにでた感想ですが本当に楽しく、日本チームはまだまだやれると思いました。次の大会ではもっといい成績が残せることも確信しました。素晴らしいチームメイト、そして漕げなくても応援してくれたチームメイトの感謝です。

<200mスプリント・3位銅メダル>

Photo: ISA/ Evans
Photo: ISA/ Evans

今大会最終種目となった200mスプリントレース。今後SUPがオリンピック種目になった時、どういう種目として追加されるかという可能性を広げるために今回初めて200メートルのスプリントレースがエキシビジョンとして行われました。直線200メートルを6人のヒートで競い合う。リレー同様3ヒートのセミファイナルに分かれ上位2人が通過。これも予選でもっともハードなヒートとなりましたが、キャスパーに続き2位で予選を通過しました。

決勝 Photo: ISA Evans
決勝 Photo: ISA Evans
決勝 Photo: ISA/ Evans
決勝 Photo: ISA/ Evans

 

ファイナルは沢山のチームメイトが見守り、応援してくれる中いい形で大会を締めくくることができるようスタートからフィニッシュまで無心になり全力で漕ぎました。全力で漕ぎましたが1位のキャスパーとは1艇身ほど離れ、2位のスレーターに続き3位でフィニッシュ。自身初となるISA世界選手権でのメダルを獲得することができました。本当にリレー中応援してくれたチームメイトには感謝です。
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表彰式では初めて世界選手権という舞台で表彰台に立つことができて本当に嬉しかったです。また、次は頂点に立ち「君が代」を大声で歌いたいと思いました。他のディスタンスやテクニカルのレースも今の自分の最大限を尽くすことができたことには満足しています。そして課題も見え、来年に繋がる最高の大会となりました。

表彰式 Photo: ISA / Ben Reed
表彰式 Photo: ISA / Ben Reed

また、チームとして過ごした10日間は他のSUPの大会では味わえない時間でした。チームメイト一人一人が自分の種目だけでなく、チームメイトを常に応援し、サポートし合っていた時間。その中でもいつもサポートしてくれたマネージャーの横山さんとSUPサーフィンの原田さんは誰よりも船に乗り、日本の国旗を手に応援してくれました。SUPサーフィン女子の堀越ユウカ選手は予選で素晴らしいライディングを見せ、ファイナル・デイもクラウドブレイクの大波に立ち向かっていました。残念ながら怪我のため、決勝進出とはなりませんでしたがこの姿をみて将来への可能性を感じさせてくれました。そして勇気をもらいました。また、今回一緒に時を過ごしたレース組の横山選手、そして普段は交流がないけど一瞬で打ち解けることができたプローンの落合選手、小林選手、伊藤選手は大会中最高のエネルギーをいただきました。同じ葉山出身でSUPサーフィン男子としてギリギリで参加が決まった秋山君も沢山のことを大会を通して感じたと思います。今回参戦した僕たちの役目としては各自協会や一般の皆様へISA世界選手権の素晴らしさをフィードバックし、来年そして再来年もさらにいい形で挑めるようにすることです。

Team Japan 総合8位
Team Japan 総合8位

 

国別総合でトップ10という目標を達成し8位になれたことは来年、そして今後のISA世界大会への大きなステップとなったと思います。一人一人がボードの運送、現地でのロジスティックスなど様々な困難を超えた今大会は本当に今後に繋がる大会となりました。今年の成績のおかげで来年は全種目で今まで以上にいいシードとして戦うことができます。今から来年が楽しみです。

 

大会期間中応援してくれたスポンサーの皆様、そしてファンや家族、仲間の皆様。本当にありがとうございました。そしていつも側で支えてくれている苑子、最後にホッとした顔が見れて本当によかった!

これからオフシーズンに入りますが、来年に向けて動き始めます!

THANK YOU!

Kenny

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The 2nd Hong Kong International SUP Championships 優勝

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鳥取の21kmレースを終えた5日後の金曜日に香港に向けて出発。去年に続き第2回香港国際SUPチャンピオンシップに参戦するためです。(去年のレポートはこちらから)

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去年のレースがきっかけとなり、ここ1年で香港やアジアのSUP界が成長したため、今年のレースは更にスポンサーが増え賞金が上がりました。それが理由で今年は海外からカイ、キャスパー、モーや先週末のオレゴンで2位になったバーンドも参戦。彼らの他にも香港、台湾、韓国、中国、シンガポールなどアジア各国からも選手が集まりました。

今回の大会はアクセスが難しい無人ビーチで開催された為、前日にスピードボートに板や荷物を乗せ21km東のHam Ting Beachに向かいました。向かう間に通った景色は凄く、ハワイや日本の山と違い、「大陸」の地層が見える岩や陸がたくさんありました。Ham Tingに到着すると香港とは思えないほど綺麗な砂浜とビーチが僕たちを待っていました。

上陸して、軽く板を試す為に漕ぎ夕飯は唯一その浜にあるレストランで食事。シャワーもなく、水道から少しづつ滴れる水をバケツに入れてかぶる感じ。もちろんトイレも無く、日本とは大違い。当日朝早く船に乗って会場に向かうよりも、キャンプをしたほうがいいと言われてその夜はテントを張ってキャンプ。(他の海外選手はホテルで寝て朝Ham Tingに向かっていました)テントの中では暑かったり夜中には豪雨と雷がなったりと本当にレアな経験をさせていただきました。

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レースコースは21kmと前の週の鳥取と同じ。コースは風が強く吹いた為、凄くタフなコンディション。サイドウィンド、アップウィンド、ダウンウィンドとあらゆるコンディションに迎えられました。もちろん海面が動いているのでドラフティングという展開にならないコース。ターンも少なく合計5ターン。本当の漕ぎ勝負となりました。

最初のブイまでの5kmでカイとモーが先頭に立ち、その真横に僕とキャスパーがつけることに。ブイをターンする1km前に更にペースが上がり、個人的には後半のことを考え、少し温存。恐らく前の3人はブイターンした後の3kmダウンウィンドに先に入りたかったんだと思います。第1ブイを4位で周り、次のブイまではダウンウィンド。うまくうねりを使い、モーを抜きカイとは40メートル、キャスパーとは30メートルの差を保ち第2ブイをターン。

第3ブイまでは5kmの左斜め前からのアップ・サイドウィンド。カイとキャスパーとの距離をキープして第3ブイをターンしてから攻めれるようにShotzのジェルをこまめに取り入れながらハイドレーションを飲み続けました。アップウィンドなので大きく力強く、リラックスしながら漕ぐのを意識。キャスパーが3−4分に一度程振り向き後ろを見るようになっていたのでこれはチャンスと思いました。結局第3ブイを回る時には前の2人と差を縮めカイと30メートル、キャスパーと15メートル。

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第3ブイを回り込んだらこのレース最長の7kmレグ。このブイをターンしてから7kmを全力で漕ごうと決めていたので仕掛けました。ここは右横からの風が吹いていたので僕は風と流れを考慮して、風上に向かうようなコース取りを取りました。キャスパーをターンしてからすぐ追い越し、彼も僕のコース取りについて来ました。カイは最終ブイまで直線なコース取り。コース取りの関係で150メートル程離れていましたが徐々に追い越している感覚がしました。この時とにかく一漕ぎ一漕ぎに集中し、今まで練習してきたこと、応援してくれている沢山の人のことを考えながらとにかく全力で漕ぎました。

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最終ターンに入った時にはカイとのギャップは700メートル以上開いていて最後の1kmはリラックスして漕ぐことができました。沢山の人達がゴールラインから声援を送ってくれていたので最後はダッシュ。浜を走ってゴールに向かう途中では多くのパドラーがパドルでアーチを作ってくれました。

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そして初の国際大会での優勝を果たすことが出来ました。自分が尊敬している選手であるるカイ、キャスパー、モーなど世界トップレベルの選手が出ている大会で優勝できたことは凄く嬉しいです。

SUPを初めて3年半、自分は必ず世界のトップと戦うことが出来る。そして一番上を狙えると信じていました。いい時も悪い時も自分を信じ続けることが出来たのは、僕の活動を信じてくれる妻、両親、友人たち、ファンの皆さん、そしてスポンサーの皆さんがいたからです。信念を持ち、志を持ち活動し続けていました。

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そしてこの優勝を果たすことが出来たことで、やっとこの信じていた気持ちを「確信」に変えることが出来ました。

今までアウトリガーカヌーやSUPをやってきて、外人と比べて体型が小さいから。力が無いから。日本人には無理だなど沢山のことを耳にしてきました。外人選手だから凄い、日本人はかなわないという壁を作っているのが日本の「現状」です。日本人が世界で通用するためにはこの「現状」を打破する必要があるとずっと思い活動してきました。

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“Why Not Me?” 「なぜ自分じゃ無いの?」直訳するのは難しいですが、自分に出来無いはずが無いという意味がこの言葉にはあります。体が小さいから。腕が短いから。力が無いから。日本人だから。このような言葉は自分の壁を作っているだけ。「だからってなんだ!」という思いを忘れずに今後も活動したいと思います。

これでやっとスタートラインに立てました。いい時も悪い時も。謙虚の気持ちや初心の気持ちを忘れず、信念から確信に変わった自信を持ち、志高く次の目標に向けて頑張りたいと思います。

皆さん応援ありがとうございます!

Kenny

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鳥取 SUP フェスティバル

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先週日曜日に鳥取県中海で開催された「鳥取SUPフェスティバル」に参戦しました。この大会は内海で漕ぐ21kmレース。コンディションはほぼフラットで暑く、ハードなレースとなりました。

このレースの為に、海外からはOC1のモロカイ世界チャンピオンであり、SUP界の誰もが知るDanny Chingとマウイで一緒に練習をしたり、去年から時間を多く一緒に過ごしているJames Caseyが来日しました。世界の有名な選手の多くが日本のSUPレースに興味を持ってくれることは凄く嬉しく思います。

自分自身モロカイを終えてまだ疲労がありましたが、この二人もモロカイに出ていて同じ条件なのでレースに気合が入りました。

フラットウォーターのレースは引き波に乗ればスピードに差があってもついていくことが出来るし、差をつけることが難しいので彼らにどうやったら勝てるかを考えていました。最初からスピードを上げて逃げ切ることは難しいと皆んなわかっているので最後の2−3kmまではスローペースなレース展開になることは覚悟していました。

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スタートはスローペースで最初の2kmは自分とダニーが引っ張る展開。お互いのサイドウォッシ(板の横の引き波)に乗せながら温存したペース。ペースもスローなので、先頭集団は5−6人。

川から出たところでエスコートボートが前を走り、その引き波をダニーが上手く使い、300メートルほど前へ出ました。ここからは集団で引っ張り合い、徐々にダニーとの差を埋める感じ。ダニー自身もまだレースの半分も漕いでいないのに一人で逃げ切るのは無謀だと思ったのかペースダウン。

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25分ぐらいかけて集団で追いつき、差が50メートルぐらいになったところでダッシュを数回入れてダニーに追いつきました。この時は5人の集団。ダニーに追いついてからは自分のペースを掴みたかったので集団を引っ張ることを意識し、中間地点のエイドステーションで冷たい水もらい頭にかけました。

ここで決定的な出来事が起こりました。コースを誘導していたエスコートボートが止まり、僕たちの後ろから前へ走りました。これに気づいたジェームスが船の引き波を捕まえ、サーフィン。僕たちは少し船から離れていたので引き波との角度が合わず取り残されました。エスコートボートもスピードアップする気配が無く、Jamesと丁度いい距離感を保ち2kmほど引き波に乗り見えなくなるぐらい差が開いてしまいました。

最初はダニーと「信じられない」と話しながら漕ぎ続けました。このような展開になったことにたいして精神的なショックが大きく、5分ほど集中力が切れましたがそこから立て直して2位への勝負に集中することに。この段階ではダニー、星穂と自分の3人。ラスト数百メートルで仕掛けるレース展開は僕自身あまり好きでは無く、ダニーも恐らく一緒なのでラスト1kmで勝負をかけることを覚悟をしながら漕ぎ続けました。

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予想通りラスト約1kmのところでスパートがかかり、最終的には数秒差で3位となりました。正直凄く悔しいです。この差は近そうで遠い。もっともっと修行して次このような想いをしなくていいように頑張ります。

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レース後Dannyと、Jamesがやったことは失格行為でも無く、自分たちも同じ立場だったら乗り続けてただろうと話合いました。ただ、このような理由で勝敗が決まるのはスポーツとしてフェアとは言えないのでレース・ディレクターがエスコートボートはレースに大きな影響を与えないよう距離をとるように指示を出すことが大切です。

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鳥取の方々のおもてなしは最高で、中海は穏やかでSUPには最適な環境だなと思いました。来年も更に盛り上がることを願います。

シーズン後半は忙しく、ここからもレースが続きます。明日から香港へ向かい、日曜日は第2回香港国際SUP選手権に参戦します。2週間連続の21kmレースでハードになりますが、Kai, CasperやMoも参戦するので優勝を目指して頑張ります。

いつも応援ありがとうございます!

Paddle With Aloha,
Kenny

Molokai2Oahu 世界大会 総合8位

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7月31日に開催されたMolokai2Oahu Paddleboard World Championshipsのレースレポートです。(少し長くなります)

モロカイ島からKaiwi海峡を横断し、オアフ島を目指すことは数千年前から行われています。古代カメハメハ大王がこのKaiwi海峡を渡りオアフへ上陸。歴史上、数多くのカヌーがこの海峡で転覆し、ハワイの海峡の中でも一番渡るのが困難な為 Channel of Bones (遺骨の海峡)というニックネームがつきました。70年代にはHokule’a号が荒海の中、転覆。その際、Eddie Aikauがこの海峡で亡くなりました。そして、60年前から6人乗りアウトリガーカヌーでこのKaiwi海峡を渡るというレースが開催され、今ではサーフスキー、OC1、パドルボード、SUPと様々なクラフトでモロカイレースが行われています。

僕はアウトリガーカヌーを始めた時からこのレースに惚れ、2010年大学卒業直後、初めてOC6で渡った時に感化されました。そして10年間はこの海峡を渡り続けたいと思いました。その後、OC6で3回、OC1では5回渡り、2014年には自己ベストであり日本人歴代最高位の16位という結果を残すことができました。

2014からSUPを漕ぐ割合が多くなり、OC1のトレーニング不足の為、2015のOC1モロカイは21位という悔しい結果に終わりました。

SUPでモロカイに今まで出なかった理由はSUPでは他にも沢山の大会があり、モロカイのように長い準備期間を必要とする大会に本当に出れるのか?そして、果たしてほとんど乗った経験の無い17フィートの板に立ち続けKaiwi海峡を渡れるのか?という不安がありました。モロカイは経験=結果の大会だということも理解していたので、20代はその他のインターナショナルレースをまわり、モロカイに関しては20代はOC1、30代になってからSUPででてもいいかなと思っていました。

今年もOC1で出場して自己ベストのトップ10を狙うつもりでしたが、日本で開催されたVictoria葉山プロと日程が重なった為、今年の参加を見送ることに。一度は今年モロカイの大会に出場するのは諦めようと思いましたが始めた時に10年間は必ず渡り続けると自分に誓ったので、7月に開催されるでSUPモロカイに出場することを決断。カロライナカップ、ドイツ遠征などもありモロカイに向けたトレーニング期間が8週間と短くなってしまったことは少し不安でしたが出場を決めたからにはベストを尽くしたいと思いました。

SUPでのダウンウィンド経験はカヌーに比べると未熟で、17フィートの板に慣れる為に大会の2週間半前にMaui入りしました。最初は板のコントロールが難しく、不安な気持ちが正直大きかったです。最初の数日が経ち、本当にこれでKaiwi海峡を渡れるの?と思いました。そんな中到着して4日で出場したMaui2Molokaiでは9位。 ダウンウィンドでうねりを読んだり、繋ぐ技術があることは確信できましたがやっぱり板の上で慌ただしく落ちる回数が極端に多い。その後、大会までは板のコントロールに重点を当て残りの2週間を過ごしました。

今回調整する上で毎日一緒に練習していたのがオーストラリア勢のジェイムズ、トビー、マット、ケリーとブラジルにビニー。みんなMaui2Molokaiでもトップ10に入り、いずれMolokai2Oahuではジェイムズが4位、トビーが5位、ビニーが6位、マットが7位、ケリーが11位。今考えると彼らと毎日練習し時間を過ごすことにより今回の結果が生まれたんだと思いました。

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レース当日の朝は僕のOC1の友達のエスコートボートを見つけたら、荷物と今回サポートしてくれる妻を乗せて、スタートラインに向かいました。

スタートのホーンが鳴ってから最初の30分は7割ぐらいのペースで様子を見ながら。自分のすぐ後ろにジェイムズ、ビニー。左側100メートルにトラビス、トビー、マット、コナー。右100メートルぐらいの位置にカイ。そこから少しづつうねりが出てきて、サーフィンの開始。この時点ではできるだけ心拍数を上がらないようリラックスしながら最大限にうねりを使う。次第にうねりは大きくなり、1時間地点を過ぎたところから1キロ4分のペースを切るぐらいスピードが出ました。この時点ではKaiが200メートルほど北の進路を取っていて、その他の7人は半径200メートルぐらいの場所でサーフィン。抜いて抜かれて。2時間地点(24km地点)まではこのままレースが進みました。僕たちの後ろはエスコートボートも選手も見当たらず。その時点でこの8人のレースになると確信しました。この集団で漕ぐのは練習の時と変わらず、気持ちも楽に漕げました。

ここから他の選手達がペースを上げトラビス、カイとコナーが前に出ました。まだ2時間をちょうど過ぎたところなので、ペースアップにはついて行かず、最後潮がキツくなるオアフ島近辺で力強く漕げるように温存しました。そのままレースが進み3時間が経過。キロ4分台前半のペースを持続。複雑でかなり大きなウネリでしたが最高に楽しいダウンウィンド。サーフィンに集中し、気づいたらココヘッドから5kmのところにいました。ここからはオアフからのバックウォッシュの影響でウネリに乗りにくなりますが、ペースを抑えていた為、思っていた以上にウネリにのせることができました。

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Hawaii Kaiのアップウィンドに入った時点で前の選手も見えず、後ろを振り向いても他の選手が見当たらない。今までOC1で渡って来た時はここに来た時に周りに何人かの選手がいた為、最後は厳しいアップウィンドのスプリントとなっていましたが、今年は周りに選手がいなかった為、アップウィンドを気持ち良く漕ぎ切ることができました。

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総合8位でゴール(アンリミテッドと14フィーとを合わせて)。4時間30分39秒と日本人歴代ベストタイムを更新することが出来ました。ゴールした瞬間、達成感と「立って漕ぐことができた」という不安に勝てた喜びを感じました。そして、ゴール地点にいる沢山の人や日本の皆さんからおめでとうというメッセージをいただき、これ以上にない喜びを味わうことが出来ました。その後も沢山の選手達が笑顔でゴールするのを見て、モロカイが本当に特別なレースなんだなと改めて思いました。

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このモロカイのレースに出ることは他のレースに比べて何倍も大変です。それまでのトレーニングの時間を作り、家族に時間を自分の為に犠牲にしてもらい、板の手配、宿の手配、エスコートボートの手配など本当に沢山の人の協力が無いと渡ることはできません。今年この海峡を渡った全選手が困難を乗り越えてきました。結果問わず、Kaiwi海峡を渡ったすべての選手がチャンピオンです。

レースを振り返ると結果は8位という順位を残せましたが改善点が沢山見えたレースとなりました。2つの大きい改善点は:

  • 一番はもっとアンリミテッドの板に乗り慣れる時間を作ることが必要。2週間半ではやはり足りず、今回のレースでも合計6回は落ちてしまいました。最初の2時間は一度も落ちず、トップのペースに無理なくついていくことができたので、この落水を減らせば確実に順位は上がる。
  • 今回は守りのレースをしてしまった。どうしてもSUPで初めて渡る「不安」が取れず、もっともっと最初からアグレッシブにレースできたと想う。次回からは今年以上の順位を取らないと意味が無いので攻めたいなと思いました。

これらの改善点を磨けば、SUPでトップ5は夢では無いし現実に近い目標だと感じました。そしていずれは優勝するという確信も持てました。

今年SICが作ってくれた17フィートの板には日本の旗を大きくデザインしてもらいました。この一番の理由は “To Put Japan on the Map”、日本のパドリングも世界のトップレベルで通用するということを伝えるため。レース後に沢山の人から声をかけていただいたことを嬉しく思います。

最後に下記の人達に感謝の気持ちを伝えたいと想います。

Sono for always being by my side/ My parents for always believing in me/ いつも最高の板とサポートをしてくれるSICの山内さん/ エアロテック大曽根さん/ anny groupの二枝さん/ ザクロ屋の田中さん/体のメンテナンスをしてくれる加藤先生/ 食のサポートをしてくれる江戸一様/ Garmin・ 株式会社いいよねっと様/ KIALOA PADDLES/ パタゴニア/ SANUK/ Shotz Japan/ Spy Optics

そしていつも応援してくれる皆さん。本当にありがとうございます。

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来年のKaiwi海峡の旅がどのようなストーリーになるかが楽しみです。

Paddle with Aloha,
Kenny

Miho Cup 優勝

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ハワイ遠征から帰国して2日後に開催された三保カップに参戦しました。

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時差や疲れがある中のレース参戦となりましたが、疲労回復の為、そして時差ぼけもとれるかなと参戦しようと思いました。

レース当日はもの凄く暑く、フラットなコンディション。

12’6のボードに1ヶ月ぶりに乗ったので違和感はありましたが最後は気持ち良く板を走らせることが出来ました。

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いつも応援してくれるみなさん、ありがとうございます。

Paddle with Aloha,
Kenny

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Maui2Molokai 2016 総合9位

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7月16日に開催されたMaui2Molokaiのレースレポートです。

7月12日にハワイ入りし、現在7月31日に開催されるMolokai2Oahu World Championshipsに向けてハワイで調整しています。
ハワイは今までアウトリガーカヌーのレースの為に何度も来ていますが、SUPレースの経験は無いので学ぶことが多く楽しく過ごせています。

 

SUPを初めて3年、今までやってきたレースと一番違うのがダウンウィンド用のアンリミテッド・ボードを使うこと(長さ制限無し)。普段は12’6と14フィートを使っていて、アンリミテッドの経験は7−8回程度。ハワイに来てから、うねりに対して板の乗せ方、板の上のバランスやラダー(舵取り)のコツをつかむのに手応えを感じています。

そんな中、到着して早速Maui2Molokaiに出場しました。このレースはハワイで一番楽しいダウンウィンドレースと言われているます。。M2Oに出場する多くの選手が参戦しているので、良い経験になると思い出場を決めました。44kmの距離を一気に漕ぐことにより板に少しでもなれることが一番の狙いです。

海峡を渡る経験はカヌーで積んでいますが、SUPでこの距離を漕ぐのもアンリミテッドボードでレースするのも初めてだったので少し緊張するかなと思いましたが、練習だと思ったらリラックスしてレースに挑めました。

スタートはサーフブレイクとして有名なHonolua Bayから。

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出だしは好調で気持ち良く漕ぎながら3−5番の順位をキープして1kmぐらい集団で漕ぎ、風とうねりが入り始めダウンウィンドが始まりました。最初は右斜めからの大きなうねりと風波がミックスされて少し難しいコンディションでしたが、リラックスしてうねりをうまく使うことができました。最初の20kmはトップ3は見えたものも遠く、4位の選手を追うようにトビーとずっとうねりに乗りながら並走。お互い声かけあったりしながら右斜めにサーフィンし楽しめました。

20km地点からモロカイ島の陰に入り、右斜め後ろからの大きいうねりがなくなりました。うねりはなくなりましたが風が強まり波長が短い真後ろからのダウンウィンド変わりました。。この時自分たちの沖を見たらジェームスとケリーが漕いでいる姿が見え、島に近づいているのに気付き左斜め沖に進路を変えました。

最初の20kmのダウンウィンドはリラックスできたのですが、波長が短く真後ろからになった瞬間、長い板のノーズが頻繁に刺さり始めコントロールが難しくなり失速。おそらく普通のレースではあり得ないぐらい落水してしまい(計9回)アンリミテッドボードをコントロールする難しさを痛感しました。落ちるたびにトップ集団と30秒から1分は差が開いたでしょう。結局ここから何人かに抜かれてしまい9位でフィニッシュ。

Garminのレースデータ
フィニッシュ順位は9位。タイムは3時間20分。

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初のアンリミテッドレース。初のM2Mとしてはトップ10という結果を残せたので満足していますが、自分のボードコントロールがまだまだだなと痛感しました。落ちるのが原因で後ろから抜かれるのは正直ストレスが溜まりました。他に良かった点は3時間以上のレースでも最後まで力強く漕ぐことができたこととShotzの栄養補給の相性がバッチリだったこと。そして、最初の1時間半、モロカイに似たようなうねりの時は凄くいい感じで走れていたことです。

改善点は:

  • ペース配分(最初もう少し追い込んでトップについていけた)
  • 機材の調整(ハイドレーションが落ちるたびにクリップが外れて脱げてしまった)
  • 板の乗り位置、走れる角度などの確認
  • コース取り(島に近づきすぎて島影に途中はいってしまった)

今回のレースで得たことは大きかったのであと2週間、板のコントロールを磨いて本番に備えたいと思います。

いつも応援して下さる企業の皆様、そしてファンの方々、ありがとうございます!
明日から練習再開です!

Paddle with Aloha,
Kenny

 

Garmin Japan いいよねっと様とサプライヤー契約

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この度、Garmin Japan (株式会社いいよねっと様)とサプライヤー契約を結びました。

僕自身7年前にアウトリガーカヌーを始めてから沢山のGarminのForerunnerシリーズを愛用してきました。(初期のForerunner 201から305、310XT、910XTJ)

アスリートとして、年間のトレーニングを作り日々取り組む上で欠かせないGarminの時計。ハートレートを確認しながら細かいトレーニングメニューを組むことができるので一人でトレーニングする自分にとっては最高のトレーニングパートナーです。GPS機能も、どのスポーツウォッチよりも正確です。Garminの時計がないと練習が始められないほど毎日頼っています。

そしてGarmin Connectというネット上のプログラムに自分のトレーニングをアップロードして確認出来ます。今後は自分のワークアウトやレースの内容をGarmin Connectにアップロードしてみなさんと共有させていただきます。既にGarmin Connectを使っている方は  Kenny Kaneko で検索すると僕のトレーニングなどが全て確認出来ます。

今後はGarmin Forerunner 920XTJとFenix HR3を使っていく予定です。
このように愛用していたブランドとパートナーシップを結べたことを嬉しく思います。

これからもGarminと二人三脚で世界と戦いたいと思います。

*GARMINは1989年からGPS関連製品を開発しているアメリカのメーカー。ランニング、トライアスロン、自転車、ゴルフなど様々なアク ティビティに向けた製品を生み出している。

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Lost Mills 2016

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どこから始めようか。。。

日本人が全くいない地でレースに参戦し、心強くレースに挑めるのは皆さんのお陰です。レベルも人口も急成長しているこの世界のSUP界で日本人の名前、そして印象を出来るだけ残したいという志を持ちレースに海外のレースに参戦しています。

まずはこのような活動を可能とさせてくれるスポンサーの皆さん。そしていつも応援してくれるファン、友達や家族の皆さんありがとうございます。そして日本のパドラー達やいつか世界の舞台で戦いたいという人たちのためにもこのようにレースに出場する度にしっかりとレースレポートを残すことを心がけています。

今回出場したLost MillsはSUPの初期時代から開催されているヨーロッパ最大のレース。今年はインターナショナルの選手も多く、インターナショナルカレンダーで2016トップ5レースの中に入ります。(テニスに例えればグランドスラムの1戦)

Fastest Paddler on Earth- 「世界一最速のパドラー」200m スプリントレース

金曜日にLost Millsで毎年行われている200mスプリントのFastest Paddler on Earth、世界最速のパドラーを決めるレースがありました。レース形式は特有で、予選では2人の組み合わせで200mを全力で漕ぎます。91名の選手が予選に参加し、決勝に残れるのは25名。自分は予選を12位で通過し、決勝は一人づつスタート。僕は54.98秒というタイムを叩き出し、6位同着となりました。

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このようなスプリントレースは人生初めてやりましたがまだまだタイムは縮めることができると思いました。終わってから動画を見てもパドルを持ち替える時に失速、あとは200メートルの為のギア選びなどできることはまだあります。来年出る時は200メートルをしっかり練習して挑みたいと思います。

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Lost Mills 18km Race

日曜日にはメインイベントとなっている18kmのレースが開催されました。200人以上のエントリーがあり、6kmのコースを3周するフラットウォーターコース。スタートから1周目で第一集団ができ、そこからは25人程の選手達が集団で漕ぐことに。一列のドラフティングレースでは無く、駆け引きがたくさんある展開でペースも速かった為、次々と集団の選手達がグループから脱落。

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3周目に入る前に前の4人が仕掛け、自分たちのグループは彼らを失いました。3周目の中盤ぐらいでは自分も仕掛け、一時は7位まで上がったものの、ここで自分のエネルギーの壁に当たってしまいました。最終ブイを回ってからラスト400メートルで第2集団にいた14人の選手達がスパートをかけ、自分はもっと追い込みたいという気持ちで溢れていましたが昨日の限界を超えていた為、18位でゴール。

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フラットウォーターのレースですが18kmのレースで5位と18位の差が30秒。もう少し頑張れたら。あの時こうしてたらと思うとかなり悔しいですがここで踏ん張れなかったのは今の自分実力と経験値です。今後はこのような時にもっと踏ん張れるように練習を積んでいきたいと思います。

大会を終えて

200mのレースで「スピード」は世界のどの選手とも肩を並べて戦うことができるということが確認できたので自信になりました。ただレースの戦術や踏ん張りどころでの強さがまだまだ足りません。これはこのレベルでのレースを沢山経験して身につけることしかできないと感じますが、この経験を沢山積んで活かせば必ずもっと上へ行けると感じます。まだまだ上に行くためには経験、知識そして実力を上げることが必要になります。

男子の世界のパドラーのレベルもここ1−2年でかなり上がり、多くの新しい選手達が出てきています。みんなプロとして活動し、世界の多くのレースを転戦しています。彼らにも負けないよう、帰国したら次の目標に向けて頑張りたいと思います。

余談

今回のトリップでレース以外に嬉しかったことはアウトリガー界のヒーロー、タヒチのSteeveとReteとかなり仲良くなれたことです。彼らは僕のことを3年前のOC1モロカイの時から名前も覚えてくれていて、タヒチで一緒にトレーニングしようと言ってくれたのは本当に嬉しかったです。カヌーではまだ届かない存在ですがSUPでは彼らに次こそは勝てるように頑張りたいと思います。

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最後に遠征中カラダに負担がかからない食事やより普段の生活に近い環境を作ってくれたソノに大きな感謝です。

皆さん応援ありがとうございます!次に向けて頑張ります。

 

 

Victoria Cup Hayama Pro 総合10位

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「攻めるレースをしたい」

今年初戦のCarolina Cupでは序盤から守りのレース運びをしたため、結果がついてこなかった時に今までにない不完全燃焼を味わいました。このような思いをしない為にも常に今回は「攻める」ことを心がけました。

今回は今までにないほどの選手が来日され、世界にある数百レースの中でもトップ10に入るほどのレベルが高いレースとなりました。

金曜日にディスタンス・レースが開催され、土曜日には500メートルのショートスプリントが開催されました。

DAY 1:「スーパーラップ」 10kmレース

金曜日の10kmレースはスーパーラップという新しい形式のレースが行われました。コースは4周。その中の1周は200メートル短い「スーパーラップ」を回っていいというレースでした。このスーパーラップが取り入れられた理由はフラットウォーターのレースでの展開をエクサイティングにして、長いドラフティングを防ぐ為です。

スタートは少し抑え目で最初のブイを10−15位で周り、他の選手が長いドラフトトレインを作る中、僕は最初の1周にスーパーラップを取ることにしました。最初の1周でスーパーラップを取った理由は自分の「漕ぐ力」がどれだけ通用するのか試したかった。そして最初から攻めたいという気持ちが出ました。このまま集団から逃げるよに1周目を終えました。そしてここからは2周目でスーパーラップを取ったジェイムズ・ケイシーと合流。お互い引っ張りながら集団から逃げる展開。そして3周目で集団のトップを走っていたMichael Booth, Connor BaxterとCasperがスーパーラップを取り自分たちとの差は100メートル。その間にはJake JensenとArthur。4周目に入った時、JakeとArthurに追いつきそうでしたが4周目にスーパーラップを取った4人の選手のドラフトトレインに彼らが乗り追いつくことができず、最後は10位でフィニッシュ。

1位から1分半、4位のKaiから12位までが1分差とかなりエクサイティングのレースとなりました。

1周目にスーパーラップを取っていなければもう少し順位を上げることをできたかもしれませんが攻めるレースが出来たので悔いが残らず満足できるレースとなりました。

DAY 2: 「スプリントレース」

土曜日は500メートルのスプリントレースが開催されました。このレースは3つブイターンがあり、トーナメント式で決勝・順位決定戦まで残ると計5レース。トップ4人がヒートアップ。第1ヒートはMoやBerndと一緒になり、最初の20ストロークだけ全力で漕ぎその後は温存。他の選手も温存していて1位通過でクオーターファイナルに進出。その次のラウンドも温存して、無事に準々決勝へ。ここからは熾烈の戦いが始まりましたが順調に準決勝へ進出することが出来ました。

日本人で唯一準決勝に残ったのでどうにかして決勝に進出したいところでしたが他の選手も攻め、僅差で5位になり決勝に進むことができずそのまま順位決定戦へ。順位決定戦では8人中5位となり、13位で終えました。

総合10位

2日間の成績を合わせ、今回の大会は総合10位入賞で終えることができました。大会のレベルが高かったため、満足はしていますが慣れないスプリントレースで決勝に進出していたら総合7位になることができていたので少し悔いが残ります。

今回の大会を通して自分が今後磨かなくてはいけない課題、そして次の国際大会に向けた自信もつきました。来週はドイツで同じ選手たちとまたレースをします。

体調を整え、さらに上を目指して頑張りたいと思います。

大会期間中応援してくれたファンの皆さん、スポンサーの皆さん本当にありがとうございました!

Paddle with Aloha,

Kenny

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第14回 桑田佳祐杯パドルレース 優勝

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4月30日にサザンビーチ茅ヶ崎で開催された桑田カップで優勝しました。

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Carolina Cupを終え、帰国後ということで直前まで出る予定はなかったのですが、教え子を会場に連れていく約束をしてコンディション的にも楽しそうだったので主催者の細井さんにお願いし、参戦させていただきました。There is no better ways to practice than racing.

レース会場は湘南祭で大盛況。参加者も150人ほど集まっていました。レース会場では久々に会う方も多く、楽しくお話しさせていただきました。

レーススタート前に風が吹き始め、スタートして少し経つとかなり強い南西の風が吹きました。アップウィンドはリラックスしつつ最大限に板を走らせることを意識し、ダウンウィンドはダッシュを入れながらうまくうねりに乗ることを心がけました。インサイドのブイを探しているとブイが浜に打ち上がっていたため、一度上陸してまた沖に向かうことに。その後はジェットスキーの方がブイを押さえててくれたそうですがこれだけ風が吹くとブイの設置も大変ですね。沖のブイを折り返してゴールに向かうダウンウィンドは最高に気持ち良くゴールラインまで楽しませていただきました。

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2016からSICのラインアップに加わったFX 12’6 Proをレースで使うのも初めてで、調子が良くて驚きました。アップウィンドではうねりを越えるときの失速を最低限に抑えることができて、横風でもかなりコントロールしやすく走ってくれます。ダウンウィンドは本当に速いの一言。

レーススタートから1時間も経つと風がさらに上がり、数名がリタイアする状況になっていました。最後までレスキューに専念してくれたセーフティーチームや主催者のみなさんに感謝です。みなさんのおかげで参加者もみんな安心してパドリングが出来るんだと思います。

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そして自分のレースより嬉しかったのが冬の間から一緒に練習をしていて頑張っているケントが4位になったことです。レース展開も去年と比べたら大幅に成長し、日々の努力が少しずつ成果として現れていることです。レザルトを見ても表彰台まで後少しというところですが、ここで満足せず更に上を目指して頑張って欲しいと思います。

次のレースは2週間後のVictoria Hayama Pro。ホームでのレースなので海外勢を抑えたいと思います。

photo: Aquila Noguchi
photo: Aquila Noguchi

 

Paddle with Aloha,
Kenny

Carolina Cup 2016

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インターナショナルカレンダーの第1戦、カロライナ・カップ (アメリカ・ノースカロライナ州)を終えました。

2016の開幕戦なので、オフシーズンの自分の練習の成果がどう出ているか。そして他の選手たちのレベルを見るという意味でも一年の中で凄く大切なレースです。コースもフラットウォーター、ダウンウィンド、アップウィンド、サイドウィンド、ビーチスタート、サーフィンと様々な要素があり選手の総合力が試されます。

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河口に入る前のブイ

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河口

今年は去年よりも選手層が厚く、スタートから20人近くのドラフトトレインが出来ていました。僕はスタートで波に巻かれ、帽子を無くすという初歩的なミスを起こしてしまい、40位ー50位ぐらいの位置からのスタートとなってしまいました。そこから懸命に追いかけ、最初の海のセクションが終わる前に先頭集団に追いつくことができました。この時点で、一息つきたいところでしたが追いついて2−3分でこのコースの難関の河口に突入。沖に速く流れる流れと川に向かって割れる波で複雑な波が立っていました。本来ならここの波をスムーズに乗りたいところでしたが、先頭集団に追いつくために追い込み疲労がたまったせいで、上手く波に乗れず。川の中に入った時には500メートル先を走る先頭集団を再び追う展開。川に入って4KMに入った時にやっと追いつきましたが、その時点ではかなりエネルギーを消費してしまいました。

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河口の中で第1集団を追う

 

 

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第1集団に追いつく

最後の1/3に入り、ペースが上がった時についていけず、一度は13−15位まで上がった順位を落としてしまいました。結果は19位と去年の24位よりは順位を上げ、トップとの差も5分と縮まりましたが個人的には悔いが残るレースとなりました。自分の漕ぎは確実に去年よりも上がり、同じスピードで漕ぐこともできましたが他の選手はみんなハイレベル。少しのミスも許されない世界です。いい漕ぎができていたので余計に悔しい気持ちが溢れました。

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レース後、色々と考えていたらダニーとトラビスにリラックスパドルをしようと誘われ、OC6を漕ぐことに。集まったメンバーは今大会の1,2,3位のTitouan, Travis, Danny。SICチームメイトで6位だったGeorgesとタヒチのナンバー1チーム、EDTのステアマンでもありV1のチャンピオンでもあるRete。リラックスしていても、信じられないぐらい気持ち良く走るカヌー。一人一人の漕ぎを見ながら自分と何が違うのかということを色々と考えました。その後、みんなでビールを飲み夜遅くまで話しました。自分が気づいていなかった彼らの漕ぎに対する拘り、知識や沢山のことが話の中にあり、カヌーに乗っていて何が違うのかということに気づきました。それは「経験」です。

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この「経験」はSUPの経験では無く、海に出てパドリングしている時間です。彼らの共通点は幼いころから海に出ていること。今でも週に20時間は当たり前のように漕いでいます。だからこそ総合力が求められるCarolina CUPで圧倒的の強さを見せることができるんだと思います。それは彼らの漕いでいる背中を見ていても一緒に飲んでいても感じました。

他のトップ20に入っている選手も一緒です。自分と同じ漕ぎ力の選手でトップ5、トップ10に入っている選手はいますし、自分より漕ぎ力はなくても好成績を残している選手もいます。これは彼らはレース運びということを理解し、スタートから常に勝負できる場所で戦い、ドラフティングの技術や様々なレース展開に対応できています。彼らはミスをしません。ミスをしたらトップ10に今回入った選手でも上位に食い込むことは出来ません。実際世界ランキング18位で去年トップ10に入った選手もミスを起こし、30位以内に入れない世界です。経験を活かしスマートにレースをするということが今のSUPレースでは重要だと感じます。

日本国内のレースではこのような展開にならないので、世界のレベルで戦う為には世界のステージで沢山の経験を積むことが必要です。今回のレースは悔しい結果で終わってしまいましたが一つ確信できたことは、この経験を積めば必ずもっと上が見えて来るということです。そして僕だけで無く、いつか世界のステージで戦いたいと思っているパドラーがいるのであれば待つのでは無く、結果関係無く早い時期からとにかく沢山の海外レースに出ることを勧めます。

今回の経験を活かして次のレースに向けて一から出直します。短にこのような友達たちがいることは本当にラッキーです。SUPを始めたのも彼らに誘われたから。僕も必ず彼らと同じ表彰台に立てるように頑張ります。

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応援してくれるみな様、いつもありがとうございます。

Paddle with Aloha,

Kenny Kaneko

熊本地震災害に対する義援金について

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この度、僕たちが大会を主催している Team Kokua を通じて熊本地震による災害に対して義援金を赤十字社を通して送らせていただきました。そして、その金額を個人的にもマッチングさせていただきました。(25,500円)

熊本には東日本大震災後に1週間ほどお世話になった経験があります。放射能や余震を恐れる中、僕と仲間で熊本県水俣市に行きました。ここでは毎日のように地元の高校生やパドラー達と練習させていただき、色々と不安な思いがある中、海に出て漕ぐ機会をくれました。

その熊本でこのような震災があり、助けを必要としている人が多くいるニュースをみるとあの時のことをふと思い出し、自分自身なにかできないかと考えました。今行動に起こして出来ることは義援金を送ること,
海に出て祈ることです。

明日から今年最初の海外遠征に出発です。この想いを胸に全力で漕ぎたいと思います。

赤十字社熊本地震義援金:http://www.jrc.or.jp/contribute/help/28/

Iriomote SUP Festival (ISF) 優勝

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人生初の西表。

沖縄本当も全然違う空気が流れていて、到着した初日から島の魅力を感じました。
建物も少なくもの凄く綺麗な砂浜、海。その陸側には緑あふれる山やマングローブの森があり、その中を流れる川もあります。

今回この島と出会うきっかけを作ってくれたのがISF(西表SUPフェスティバル)。今大会で3年目だったそうだが僕は今年が初参加。今年は2016モデルのSICインフレータブルボードがあるので自信を持ち出場しようと決断しました。

11月の終わりのこのタイミングはオフシーズン待っただ中。今年のメジャーレース(合計29レース)を終え、漕がない日々を楽しんでいる時です。全日本選手権を終えてから2週間一切海に出ず、一年通して限界を超えていた身体を休ませてあげていました。そしてその後も片手で数えるぐらいしか漕ぐ気になれず西表へ。

オフ中全く漕ぐ気になれなかった自分は、西表に着いたら海と環境が魅力的過ぎて「漕ぎたい病」にかかりました。

到着初日はISF参加者約10名を大会会場であるトゥドゥマリ浜でパドルクリニックを開催。

このトゥドゥマリ浜は海と川が丁度繋がる場所にある浜で本当に綺麗でびっくりしました。

大会初日は天気にも恵まれ、28度と夏日和。僕はチャンピオンシップレースに参加し、他にも初心者から上級者まで楽しめるイベントが沢山。

チャンピオンシップレースでは普段ハードボードで戦っている選手とインフレータブルボードで勝負。レースコースも絶景のコースで、レース中景色に見惚れレースをしていることを忘れてしまうぐらいでした。SICの新しいX12 Pro Lite Airも凄く調子が良く、優勝することができました。

2日目のダウンウィンドレースは風が全く吹かず、6kmのフラットウォーターレースに。ISFスタッフの皆さんが沢山の船を出してくれて、6kmのIsland Crossing (鳩間島まで)このレースは風は全く吹かなかったけどせっかく持ってきたので新しいBullet Airで出場。最初から最後まで竜平さんとバトルし、最後は前に出て前日と同様に優勝。

レース中は横を走る船から多くの声援が聞こえたり、また景色も綺麗で気持ち良く漕ぐことができました。
帰りは船に板を乗せて帰る用意を大会側がしてくれていましたがせっかくなので船の引き波に乗せていただき、サーフィンしながら帰りました。船の引き波にSUPで波乗りするのは初めてで、本当に他では味わえない贅沢な経験をさせていただきました。

初日のレース後の夜にはISFパーティーを近くの公民館で開催してくれました。表彰式だけでなく、ミュージック、パフォーマンス、そして食べきれないほどの食事を用意してくれました。(刺身のSUP盛り、イノシシの肉など普段食べることができないものも)表彰式中にサプライズで結婚祝いまでして頂き本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。

レース後も西表の自然を探索し、島の自然の温かさ、そして地元の人の温かさを感じることができました。

そしてこの大会でインフレータブルボードの可能性を凄く感じました。SICの2016インフレータブルは本当に速く、レース中もX12 Pro Airは平均9.5kmとレースボードと変わらないぐらいのスピードが出ていました。Bulletは船の引き波サーフィンしているときも全くしなることなく、ストレス無く楽しむことができました。性能が高いインフレータブルがあるからこそこのような場所でレースすることが出来ます。

主催者の皆さん、地元の皆さん、本当にありがとうございました!
そして今年行けなかった皆さん、来年は必ず出場をお勧めします。海外・国内で様々なレースに参戦していますがISFは世界一「楽しい」レースです。僕は来年も必ず来ます。

お陰様で今日から来シーズンに向けてモチベーション高く練習再開することが出来ました!

にふぇーでーびる!

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Photo: Kiyotaka Kitajima Island Photography

 

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Championship Race・ SIC AirGlide

 

 

2015 SUPAレース 年間ランキング優勝

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報告が遅くなりましたが、2015 SUPAレース年間ランキングで優勝することができました。

この様な結果を残せたのは普段の活動を可能にしてくれる家族、スポンサーの皆さん。各地の大会を盛り上げてくれる主催者、ボランティアの皆さん、そして参加者の皆さんのお陰です。本当に心から感謝しています。

今年は海外と国内のレースを合わせると20試合以上に出場しました。来年は高い目標を持ちレース数を絞り、海外のレースに焦点を合わせてスケジュールを組む予定ですが、可能な限り国内のレースにも出場し、皆さんと一緒にSUPというスポーツを盛り上げていきたいと思います。

今年一年のシーズンを振り返ると、僕がこのような活動をし結果を残すことができるのも周りの人たちのお陰です。素晴らしい人たちとの出会い、そして日々生かされている環境に感謝しながら今後も頑張っていきたいと思います。

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Thank you!

Kenny

全日本選手権を終えて

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全日本選手権を終えました。
結果は総合2位。

レースは勝敗を決める為に行われるのでこの結果は受け止めています。

SUPとは正々堂々と戦い、自分が進むコースを広い海で選択し、みんなが全力で漕ぎ勝敗を争うスポーツだと思っています。
多くの海外レースに出場をして、色んな大会・選手からもそのように学んだ一年でした。

もちろん、ターン、スタートや大人数のドラフトトレインで混戦している時のコンタクトは仕方ないと思います。
ただ広いコースに2人しかいないのにぶつかりあったり、引き波を最初から最後まで追うことは海外でメジャースポーツになってきているSUPとかけ離れてると思います。

日本が海外に取り残され無い為には、協会、参加者やファンと全員でしっかりした土台を作らなくてはならないと思います。

海外では硬いルールが無いのは皆んながスポーツマンシップに従って全力で漕ぐから。皆、暗黙のルールを守っています。
そのスポーツマンシップに反する人がいるならルールがあるべき。そのルールがあるのであればそれを守るのが協会の役目だと思います。

この2日間は僕だけでなく、協会にとっても学びの多い2日だったと思います。いつかメジャースポーツやオリンピック種目になるのであれば乗り越えなくてはいけない壁だと思います。
自分も選手として、人として学びが多い大会でした。

SUPは日本に入ってきてまだ新しいスポーツだからこそ、これからのSUP界をより良いものにしていきたいからこそ、こうしてブログに書かせて頂きました。

いつも応援してくれる皆様、今回は実力不足で不甲斐ない結果で申し訳ありません。会場にいた皆様、テクニカルレース後に感情を表に出してしまい申し訳ございません。そして、レース中にも関わらず僕のパドルを拾ってくれた柏木選手、レース後声をかけてくれた皆さんありがとうございました。

また長い二日間大会に参加した多くのパドラー、観戦者、ボランティアの皆さん本当にお疲れさまでした。

とにかく今年は長いシーズンだったのでオフシーズンを楽しみます。今年一年を振り返り、じっくり来年の計画をたてたいと思います。

いつも応援してくれるスポンサーの皆様、ファンのみなさん、ありがとうございます!

全日本選手権ルールブック

熊野SUPマラソン

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カリフォルニアから帰国した二日後、熊野SUPマラソンの為7時間かけて世界遺産でもある三重県熊野へ移動。いつも運転してくれるSICの山内さんには本当に感謝です。

このレースが無ければ人生で一度も行かない場所だったと思います。東京からは遠いし縁が無い。でもたどり着けばここには南伊豆やハワイのように山、そしてパワフルな海があります。フラットに見えてもカレントや潮の流れが速かったり。今回のように台風のうねりが入ると風がなくても地形から生まれる「生きている」海。

フラットの中漕ぐのも気持ち良いが、このように生きている大自然の中で漕ぐことに凄く魅力を感じます。人間が大自然に出るとどれだけ無力か。自分の体とパドルだけでどれだけ海と調和できるか。このような技術はアウトリガーカヌーをここ7年間沢山の海で磨かれましたがそれでもまだ毎回学ぶことが沢山あります。

このような「海」では、制覇しよう。海に負けない、勝とう!これはチャレンジだ!という気持ちでは絶対気持ちよく漕げません。また、誰かに勝とう!前に出よう!目標タイムを達成しよう!という意識で漕いでも気持ち良いレースは出来ませし結果もついてきません。

古代ハワイの人たちが海に出るときに必ず「PULE(お祈り)」を唱えます。このお祈りとは自然に感謝し、安全な航海を祈り、海に出ます。

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photo: Kure

僕の父がいつも海に出る前に日本語でこの唱えをするようになり、僕はいつも出る前にオーシャンアウトリガーカヌークラブのメンバーと唱えます。決して短い練習でも100km以上のVoyaging(航海)でも必ずお祈りはします。

そして僕はこのお祈りをSUPのレースの前も必ず唱えます。

「風、雲、太陽、星、月、空、大地、海、森羅万象生きとし生けるもの、地球上の全ての存在に感謝します。悲しみ。苦しみ。バランスを失った全ての命を癒し、愛します。僕と自分の板が一つになり、一漕ぎ一漕ぎ海と繋がり、調和し、無事航海を終えこの浜に戻って来れますように。今日一日私たちを照らし導いてください。」

レースに出るときは誰かを負かそう。勝とうとすると結果は残りません。特に熊野のような大きい海ではどれだけ自分が海の動きや流れに合わせ、調和できるかで気持ち良くレースができるかどうがが決まります。

 

今回のレースも大荒れで、来日していたモロカイチャンピオンのトラビスとのレース。トラビスとはカヌー時代から仲が良く、彼はこのように海が複雑に荒れると本当に世界一のパドラーだと思います。

そんな彼とレースする中、スタートから相手を意識せず、自分の漕ぎを意識しようと心がけました。15kmというレースなので新鹿湾から出るまでは6−7割で漕ぎ様子見。トラビスも様子を見て漕いでいる感じでした。自分の身体、板、海とコミュニケーションをとり、湾の外に出た時の為に備える。

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photo: Kure

新鹿湾から外に出ると海面が一変し、予想以上にパワフルな海に。ここに出てから集中力をより高め、スピードよりもどれだけ海と調和できるかを意識。地形とうねりのエネリギーを出来るだけ味方にし、使えるように崖や岩に近づきパドリング。トラビスとリードを交わしながらお互い海に合わせる。力み過ぎたら吹っ飛ばされるので主にリラックス。難しい海ですがうねりに合わせて漕いでいると気づいたら折り返し地点に到着していました。この時にはトラビスに15メートルほど前に出られました。

折り返しから最初の10分ー15分はトラビスに追いつき並んでパドリング。そして自分が前に少し出た瞬間ここまで意識していた「海との調和」を忘れ、「このまま前に出て勝ちたい」という気持ちが入ってしまいました。この気持ちが入った瞬間落水し、焦りが出て中々板の上に立って再スタート出来ずまたリズムを掴んだ時には150メートル程の差がついてしまいました。このまま差が縮まることも無く、2分差の2位でゴール。

さすがのトラビスは最後まで海と調和し、戦うこと無く漕いでいました。僕の心の中で「世界チャンピオンに勝てるかも」と思った瞬間全てが崩れてしまいました。まだまだ未熟だなと感じる結果となりました。

ただ、習得もあり自分に集中し漕げばこの海でも戦えると感じました。

本当に海は偉大。だからこそハードでも多くの人はこの海でレースすることに魅力を感じるんだと思います。

素晴らしい大会を開いてくれた主催者の皆様、本当にいい経験をありがとうございます。間違いなく海外の外洋レースに負けないレースだと思います。

残すは3週間後の全日本。体をリフレッシュし、挑みたいと思います!

Kenny

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photo: Aquila Noguchi

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IMG_1629photo: Aquila Noguchi

Pacific Paddle Games 総合23位

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SUPのインターナショナルシーンで今年最大のPacific Paddle Gamesを総合順位23位で終えました。

今年1年目のPacific Paddle GamesはSUP世界ランキングのトップ20の内18人、トップ50の内36人が参戦。世界各地から90人近くのパドラーがプロディビジョンに参戦し、イベントの総合参加数は500人を超えました。土日で開催されるこの大会はSUPのメッカであるDana Point, CaliforniaのDoheny Beachで5−7フィートの炸裂した波が立つ中開催されました。ギャラリーも3000人を超えたと言われています。

このレースはテクニカルレースとディスタンスレースの総合ポイントで順位を決める大会。

土曜日にテクニカルレースの予選が開催され、日曜日の朝に9kmのディスタンスとテクニカルの準決勝、そして最後30人が決勝行われました。

今回波が高かったため、テクニカルレースはテクニックやスピードもそうですが波を超える技術、乗る技術と運が大きく順位を左右しました。浜まで同じ波に8人ー10人が乗り上げ、最後はランで順位が決まる展開も多く見られました。

土曜日の予選は無事勝ち上がり、日曜日のディスタンスレースはスタートは好調だったものの、レース展開でのミスが影響し24位。

テクニカルの準決勝は7位で決勝に上がり、決勝ではあそこで1メートル前にいたらというところで波を越えられず、最後は16−23位の選手が同じ波に乗ったがランで負けて22位。

2種目の総合得点で今年最後の海外レースを23位という結果になりました。あそこでもっと走れていたらとか一本前のうねりに乗っていたらトップ20や15に入れたと思うと悔やみますがシーズン初めからの成長を考えると納得ができる結果だと思います。もちろん満足はしていません。

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総合順位はこちらから:http://ppg.supthemag.com/results/

このようなレースは本当に紙一重の出来事が勝敗や順位を左右するため、集中力や自然を味方にする。小さな技術の違いが大きく結果を左右すると感じました。観客もアクション豊富なのでかなり盛り上がっていましたが、危険性も高いレースでもあります。順位関係なく、やっている方はかなり達成感があり楽しめるレースでした。

海外レースに今年から出場し始めて自分に足りないことを全て再確認できたレースとなりました。足りないことも多いですが今年1年を通して対等に戦えることも沢山あるとわかったので習得が大きい一年となりました。

まだ、国内では11月の全日本もありますが今大会で海外シーズンを無事終えることが出来ました。

いつも応援してくれるスポンサーの方々、ファンの皆さん、そして家族や友人達には本当に感謝しています。

来年は更に上を目指したいと思います。沢山の応援ありがとうございました!

Kenny

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マイナビ The Japan Cup

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先週末は国内最大の大会、マイナビ The Japan Cupが茅ヶ崎で開催されました。

今までは海外ツアーが日本に来たことはありましたが、日本主催の国際大会は今回が初めて。海外からも選手がトップランカー達が集結。
土日とも天候にも恵まれ、大きなステージ、レースだけでなくサブイベントも行われていてかなり盛り上がっていました。エリートディビジョンの18kmとサバイバーレースの他に、6km、3km、500メートルレースというサブイベントやKidsのモンスターSUP体験会も開催。

2日間共に台風のうねりがしっかり入り、頭ー頭オーバーの波が割れる中, 競技が開催されました。

土曜日:Jamie Mitchell Survivor Race

初日はJamie Mitchell Survivor Raceという特殊なレースが開催されました。オーストラリアのライフセービング競技からアイディアを得たJamie Mitchellが発案したレース。このレースは相手やコンディションと戦うだけで無く、制限時間とも戦う形式のタイム。最初のヒートがスタートし、トップが戻ってきた3分後に次のヒートがスタートする。2分50分以内に戻ってこなかった選手とラスト5人の選手は自動的にラウンドアップ出来ない。

このフォーマットに台風のうねりが加わると本当に一つのミスが致命的となってしまう。決勝まで確実に勝ち上がることが必要。だからと言ってゆっくり漕いでしまうと休み時間が短くなるので決勝に響いてしまう。

第1レースから準決勝まで確実に勝ち上がることが出来たが、アウトに出る際にミス、そして戻ってくるときに波とのタイミングが合わず、予想以上に決勝前に体力を消耗してしまう。沖に出たらとにかく自分のペースで息を整えることを意識した。

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PHOTOS: TIDEShigeru

「運」もあると思われるレースだが決勝に残る選手は予想どおりのメンツ。決勝ではスタート後の1本目の波を越えたが完全失速し、2本目のセットの波をブレイクする前に越えることが出来ず、目の前でブレイク。波と体ごと吹っ飛ばされ、そこからは常に追う展開。(上の写真)

結果的には6位でのフィニッシュとなってしまいました。

自分自身フラットコンディションや、海が荒れたコンディションは得意だがこのようなサーフレーシングは今回の結果が物語るが経験浅く、磨く必要がある。オージーやハワイのサーフィン出身の選手はこのようなレースに強い。コースも短いので一つのミスから漕ぎで挽回する時間も無く、自分自身が今後磨かなくてはいけない改善点がはっきり結果に現れたレースとなりました。

日曜日:18km Distance Race

Day 2は自分が得意とする距離の長いレース。個人的には距離がスタミナと漕ぎ力が長所なので前日の結果を忘れ強気で挑みました。

朝から北東の風が吹き、海面も穏やかでしたがレース30分前に東寄りの風が吹き、レースがスタートした時には7−8メートル。レースを終えるときには10メートル以上吹いていました。この風波に台風のうねりが加わり、漕ぎにくいコンディションに。

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スタートから1周目は5−6位をキープし、レース運びも順調に。1週を終えた時には身体がフレッシュだったので2周目に入ったアップウィンドからペースを上げることに。アップウィンドでは前にかなり追いついていたので最終周のアップウィンドで2位ー3位を走る選手に追いつけるよう、ペースを上げました。2週目のアップウィンドに入る500メートル前にはやっと前を走るジェイムズとダニエルから50メートルぐらいのところまで追いつきましたがここで落水した時に左目のコンタクトが外れてしまいました。コンタクトが外れてまま漕ごうと思いましたが距離感や海面の動くが見えなく、数回落水。運良くサングラスのフレームにコンタクトがかかっていたので一度止まり、コンタクトを口の中で舐め、目に入れました。

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これで1分半ほどのロスをし、追い上げていたリズムも崩れてしまったのですが最後まで諦めず漕ぎ、最終的には4位でフィニッシュ。満足出来る結果とはなりませんでしたが結果を受け入れ次の大会に向けて出直したいと思います。

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Photo: Top 4
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今回は今後に繋がる改善点が分かったレースとなりました。
サーフレースは来年に向けて磨き、コンタクトが落ちたのも今回が初めてではないので今後どうするか考える必要があります。

改善点も多くありましたが去年の今の時期と比べると世界のトップ選手と対等に戦えている感覚もあります。もちろんサーフレースはまだまだという感じですがディスタンスレースや漕ぎはかなり調子いいので自分の短所を磨くだけでなく、長所もどんどん伸ばしていきたいと思います。

マイナビ The Japan Cupは日本の大会のスタンダードを塗り替えた大会になったと思います。規模もそうですがボランティアの皆さんの動き、主催者の皆さんの纏まり、賞金の規模、ハードコンディションの中初心者クラスも中止せずコース変更で対応したこと。全てが世界的に見てもFirst Classのレースでした。友人のTobyやJamesも満足していて、来年も必ず戻ってくるといっていました。

このように日本発祥の大会でも、正しく地道にやっていけば5年後、10年後には世界トップ選手が来日して参戦したい大会になるんだろうなと思いました。

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皆さん、素晴らしい大会をありがとうございました!

来週から今年最後の海外遠征。世界最大の大会、Pacific Paddle Games。楽しみです。

Kenny

Stand Up World Series Hayama Pro 総合9位

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今週末地元葉山で2015 Stand Up World Seriesの第2ストップ、Hayama Proが開催されました。Stand Up World Seriesとは数年前からWaterman Leagueという団体が主催している世界ツアー。全世界で毎年4−6戦やり、年間王者を決めるツアーです。世界のトップ選手の全てがこのツアーを回っている訳では無く、どちらかというと若手の選手・SUPサーフィンでも大会などに出場している選手が多く参戦しています。レーサー全員が参加しない理由はこのStand Up World Seriesのレース形式が10kmのディスタンスレースと600メートルのスプリントレースで総合順位を決めるからです。

世界のSUPレースの基準でいうと10kmは中距離となります。20代後半、30代の選手は10km以上のレースを得意とする為、このような短いレースに出場したがりません。また、600メートルのスプリントレースは観客からすればエクサイティングですがスタートから最初の100メートルで勝敗の8割が決まってしまうため、同じく出場したがらない選手が多いです。

僕自身も最近海外で参戦している大会と内容・形式が大分違いどっちかというと苦手分野ですが、地元葉山で開催されるということで参戦しました。今回は世界で活躍する海外選手の多くが参加するということでこのチャンスを逃すわけにはいきません。

DAY 1

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Day 1は10kmのディスタンスレースが開催されました。前日強く吹いた南西風の影響で海面が荒れたコンディション。SIC Mauiの2016年プロトタイプで出場。最近は海外のレースでもトップ集団で漕げる自覚があるのでスタートから全快。スタートのペースが遅かったので沖のブイまで行く途中はドラフトトレインに入ったり、そこから抜けて漕いだりとの展開。沖のブイを8位で周り、一気にダウンウィンド。風が弱いのでうねりでグライドしづらく、一週目を10位で折り返すことに。

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2週目のアップウィンドは前の集団へ追いつこうと心がけ、2−3人を引っ張りながら沖に。沖合のブイの200メートル手前で前の集団に追いつき、最後のダウンウィンドに入りました。1周目と比べ、かなりリズムが良く、前を走る二人を抜き最終ブイをターン。そこからの600メートルほどは後ろにぴったり着かれましたが抜かされることなく7位でフィニッシュ。

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1週目リズムが悪く7位という満足できる結果ではありませんでしたが今回出場しているメンバーを見ると悪くない出来です。

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DAY 2

Day 2はスプリントトーナメントが開催されました。予選のレースから行われ、上位3名ー4名がラウンドアップしていく形式のレースです。コース的にはスプリントにしては長く、3分半ぐらいのコース。ターンも3つあるがスタートで全てが決まる。

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この日の組み分けは前日の順位でシードを決め、分けるという話だったが前日7位にもかかわらず、1ラウンド目から外国の選手二人がいるヒートで漕ぐことに。1ヒート目からスタートして第1ブイまでは思いっきり漕ぎ、そこからは様子を見て予選を通過。予選をいい順位で通過すると次のヒートの組み分けが良くなるので出来るだけ1位ー2位通過を狙いました。そして順調に準決勝へ。

Semi Final

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準決勝からはこのスプリントレースを得意としている顔ぶれがラインアップ。6人ヒートで3名ラウンドアップ。スタートが勝負と思い出だしはいいがスタートしてから3パドル目で隣を漕いでいたNoaの板と接触し、パドルが刺せず1−2秒漕げなくなりました。これで第1ブイまで出遅れてしまい追う展開。結局3位以内に入れず4位という結果で決勝進出出来ず順位決定戦へ。

Consolation Final

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順位決定戦。7位ー12位の順位を決める戦いでこの順位で総合順位が相当変わってしまいます。このヒートもスタートして第1ブイを3位でターン。そこから前を走るMoを抜き最終ブイを2位でターンしたにも関わらず、最後60メートルでMoとJakeが小さなうねりに乗り追いつかれ悔しくも10位でフィニッシュ。このレベルの戦いになると本当に細かい一つ一つが命取りになるのを今回のレースで痛感しました。IMG_0752

振り返って

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今回の総合9位という結果は個人的にはもちろん満足はしていませんがこのStand Up World Seriesのレース形式の中だとこれが今の実力だと感じました。今回のトップ10に入っているほとんどの選手がsupracer.comのワールドランキングでも20位以内でこのStand Up World Seriesの大会にも毎年参戦している選手達です。正直初めてやった600メートルスプリントレースで準決勝まで勝ち上がり10位になれたことは凄く自身になりました。

また大会後、デンマークのCasperと色々話すとこのStand Up World Seriesの大会と他の海外で開催されるメジャーレースは別物だと言っていました。Casperは去年からISA、Stand Up World SeriesのレースとPacific Paddle Games (旧BOP)に絞っているそうです。彼はスプリントトーナメントでもスタートはダントツでしたがあのスタートを身につけるのに2年かかり、漕ぎ方、パドルの長さ、意識などもこのWorld Series戦に向けて調整していると言っていました。

もし来年もこのようにStand Up World Seriesの1戦が日本で開催されるのであれば来年はStand Up World Seriesを回る必要があるなと感じました。回っていればレース展開や、このようなフォーマットにも慣れ、結果も今回以上のものが残せると思います。また、転戦している選手が一人もいないといつまでたっても主催者側から「外人選手」はスタートラインの位置やヒートの組み合わせも優先され、「日本人選手」はスタートラインに対等に立つことができないと思います。

「外人選手」だからと言って一歩距離感を作ってしまうといつまでたっても日本人選手がそこに追いつこうとしないと思います。これはどのスポーツでもそうですが外人だから「凄い」という意識を変えないといつまで経っても戦える選手は出てきません。これはメディアや大会側にも気をつけて欲しいと思いますが何よりもレースに出場し、戦っている僕たちが結果で外人選手と戦い合い、一歩も衰えていないことを証明する必要があると思います。

次のレースは2週間後のマイナビJapan Cup. このレースにも多くの「海外選手」が出場しますが一歩も譲りません。大会形式もStand Up World Seriesと比べると慣れている形式なのでしっかり調整し、結果を残しにいきたいと思います。

最後に海岸で二日間応援してくださった皆さん。メッセージやコメントを沢山くれた皆さん本当にありがとうございます!

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Kenny

 

The 1st Hong Kong Internationa SUP Championship 2015 優勝

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アメリカのGorge Paddle Challengeを終え、木曜日の夜に帰国。
ゆっくりする間も無く、金曜日の朝の便で第1回香港国際SUP選手権に出場するために香港へ向かいました。

今回の大会は日本以外のアジアの土地で初めての国際大会。主催者の方やスポンサーのSIC Mauiにプロモーションとして参戦してほしいと言われ2泊3日の弾丸ツアー。以前OC1のレースに参戦する為に香港に何度か行きましたが香港のレースなのに現地の香港人の参加者はほんの数人。ほとんどが香港に仕事で来ているヨーロッパ人やオーストラリア人。開催される町も外人が沢山住んでいる町。あまりパドルスポーツが香港で盛り上がっているイメージはありませんでした。

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今回は空港に到着したら一瞬だけ香港のCityに行き、そこから1時間かけてレースが開催されるSai Kungへ。大都市の香港島と比べ、自然豊かで住んでいる人も香港人が多い。

そして大会会場に行くと、70人以上の参加者とそれ人以上の観戦者がビーチに集まっている。参加者の中には香港現地の選手、韓国、台湾、シンガポールとアジア各地からパドラーが集まっていた。

レースは200mスプリントレース、初心者向けの1km、4kmレースも用意されている。

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そしてメインレースのエリートレースは8km。参加者ほとんどの方が14フィートの板で出場していましたが僕は今回SIC Mauiの12’6 X Proで出場。エリートクラスを優勝することが出来ました。

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アジアのレベルはまだまだ日本や世界と比べると低いが今後かなり急成長する可能性があるなと思いました。パドラーたちも謙虚で、主催者もみんな協力し合いSUPというスポーツを盛り上げようとしている。儲けを求めず参加者が楽しみ満足できる大会を心がけている。

そしてなによりもパドラー人口の年齢が若い。みんなパドリングを心から楽しんでいて20代、30代がメインになっているので今後アジアでのSUPの発展が楽しみだ。

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今後、日本だけでなくアジアでもSUPを盛り上げていきたいと思います!

Kenny

Gorge Paddle Challenge 6位入賞

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今週末Hood River, Oregonで開催された今年最大のレース、Gorge Paddle Challengeで6位入賞することが出来ました。

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スタートから調子が良く、最初の15分で6位の位置で安定した漕ぎを意識しながらパドリング。そこからトップ3(Danny Ching, Kelly Margetts, Travis)の3人がスパートをかけ引き離され50メートル程の差が開きました。

そこから体の調子が良く、まだまだいけると思ったので第2集団の先頭に出て25分ほど漕ぎ、前を走る3人を追いかけました。世界の頂点に立っている選手達を追いかけるのは凄くタフでしたが、自分の漕ぎを信じ、呼吸とリズムを意識し、残り2.5km地点で前の集団に追いつきました。僕の後ろには他の選手10人がドラフティングしていたのでここで先頭集団が一気に14人になりました。

ここからは凄くエキサイティングのレース展開となりました。一人一人がアタックをかけましたが最後のターンまで4位の位置をキープし、ここから10人でフィニッシュまでスプリント。4位の位置をキープすることが出来ませんでしたが1位と10秒差の6位という結果を残すことが出来ました。

結果も嬉しいですが自分がパドリングを始めた時から尊敬しているDannyの前でフィニッシュし、今世界のSUP界を牽引しているトップ選手達と一緒に表彰台に乗れたことを本当に嬉しく思います。レース展開にも凄く満足ですし、自分が今までやってきたことが間違ってなかったことも確信出来ました。

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前日のコースレースではスタートで出遅れ、最初は最後尾から10番目ぐらいで最初のブイを回りました。1週9ターンのコースを5周とかなりテクニカルなコース(45ターン)でしたが、最後まで追い上げ13位という結果を残すことが出来ました。

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やっぱりこのようなコースレースは難しいですが観客も凄く盛り上がり、SUPレーシングには欠かせない競技だと思います。速い選手はコースレース、フラットの長距離レース、ダウンウィンドレースに関係無く全てのレースで結果を残しています。僕もこのような選手を目指して頑張りたいと思います。

今回のレースは自分のパドリングキャリアーの中で最大の結果となりました。この結果に満足せず、今後はさらに上を目指して頑張りたいと思います。

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いつも応援してくれる皆さん、本当にありがとうございます!頑張れるのもみなさんのお陰です!!!

Kenny

Miho Cup 2015

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先週末は三保カップに参戦してきました。

この大会に参戦するのは2年ぶり。SUPを始めた1年目に参戦し、2位という結果になったレースです。あの時は立って漕ぐということが中々身につかずかなり苦労していたと思うと2年という時間はあっという間です。

そして2年前と比べるとSUPレーサーのレベルも上がり参加者も増えています。

先週もレースでしたが8月の第1戦目ということで気合いが高まる中参戦。コースは海外でも主流のコースレース。6kmという短い距離ですがターン多く、観戦している皆さんも楽しいコース。

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海外のレースでカギとなるスタートダッシュは集中し、とにかくファーストターンまで前へ出るように。

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そこからは主に7−8割の出力でペースが落ちないように、ピッチを上げず 「Long and Strong」を意識。この漕ぎはかなり体への負担がありますがいかに板を走らせれるかということがかなり重要になってきます。SHOTZのElectrolyte Powderも今回初めてレースで使いましたがかなり調子が良さそうです。

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ターンしながら後ろとの差を確認し、水分補給方法や炎天下の中どう体が反応するかということを確認するにはいいレースとなりました。今シーズン国内で愛用し続けているSIC MauiのX12Pro Liteは小さい引き波を拾い、フラットでは抵抗なく走ってくれました。先週の徳島の荒れたコンディションでもこのようなコンディションでも最高の板。

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トップ3は全員アウトリガーカヌーパドラー photo:HUALI

途中少しペースダウンしたり、暑さの対処がうまくいかなかったり課題もあるレースとなりましたが今回も優勝することができました。そして、今回の三保カップは選手として嬉しい賞金レース。海外のように国内も賞金レースが増え、そこを目指す若い選手達が増えてくれればSUPのレースも盛り上がると思います。賞金を用意してくれた合志さんには感謝です。

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この暑い中、大会を開催してくれた皆さん、本当にお疲れさまでした!暑い中漕ぎ切った皆さんCongratulations!

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来週は一宮。Tobyとのレースが楽しみです。

Kenny

Tokushima SUP Marathon

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今年で第5回目のこの徳島SUPマラソン。去年に続き今年も参戦させていただきました。

この大会は「吉野川フェスティバル」というお祭りのイベントの一つとなっています。前日には無料試乗会や夜には参加者も楽しめるBBQイベントなど盛り上がります。

そして僕にとってはオフを開けて、2015後半初戦

今回スタートラインには233名の参加者が並び国内最大規模のレースとなりました。

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photo: aquila noguchi

コンディションはスタート5分前まではフラットだと思われましたがスタート直前から河口から吹き込む風が吹き始めました。一斉にスタートし、河口に向かってパドリング。スタートして5分も経つと風が10メートル以上吹き始め潮の流れとうねり、風に逆らうように第1部位までパドリング。スピードも時速6km程しか出ず、折り返しブイに近ずけば近ずくほど風波が大きくなったので折り返してからのダウンウィンドに備えて、「ロング&ストロング」の漕ぎを意識し、体力を温存しながらパドリング。

第1ブイを回ってからは対岸の第2ブイまでは真横から風、うねりと流れがあり、ブイからブイまで直線のコースを取ると力を入れて漕ぐことやバランスを漕ぐことが難しくなるので直線のコース取りではなくジグザグでアップ・ダウンを続けました。このコース取りが上手く行きました。

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ここからは最高のダウンウィンド。普段漕いでいる葉山の海と比べ、吉野川は川なのでうねりが乗りやすく、うねりにリズムを合わせてダッシュ&休みを上手く入れて降りました。うねりが繋ぎやすかったのであっという間に最終ブイターン。ここからもゴールまでジグザグコース取りで漕ぎ、7km弱のコースを50分、トップでフィニッシュ。

レース後沢山の選手たちが最後まで頑張ってゴールしていまいました。立てないにも関わらずハードなコンディションの中座りながら頑張っている人が多くいました。もちろんリタイアしたり悔しい思いをした人もいると思いますが僕自身フラットでは無くこのように風も吹き、海面も荒れ自然のコンディションに合わせて漕ぐことが大好きです。

SUPはフラットのレースが多いですが池の中でやる競技ではないので何が起こるかわかりません。そしてフラットコースだと競輪やマラソンと同じで他の人と競うだけの競技になってしまいます。自然の中漕ぐことは人に勝ったり、順位を目標とするだけでなく、自然と調和することが一番大切です。

レースが終わり、沢山の方にどうやったら落ちないのか。こういう荒れた時にどう漕ぐのかと聞かれましたが答えはより沢山海や風と戯れることだけです。このようなコンディションに普段出ていれば最初は難しいですが徐々に慣れ、最終的には荒れたほうが心地よくなります。

今回荒れたにも関わらずスタートラインに立った皆さんは結果関係なく、沢山のことを自然から学び順位よりも大切な「経験」が出来たのではと思います。

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photo:aquila noguchi

レース後も晴れていて最高のパドリングコンディションだったので1時間ほど河口まで漕ぎダウンウィンドで降ってきました。レースの時と少し海の表情が違い楽しませていただきました。

今回も荒れた中SICのX12 Pro Liteでレースに出場しました。このSICのX Seriesはどんなコンディションでも調子が良く、アップもダウンウィンドもいつも通り最高の走りをしてくれました。コンディションに迷わされずどんなコンディションでも信頼できるボードがあることは僕の今シーズンの強みだと思います。(男女共に1位はSICのXシリーズ)

レース会場で沢山の人達と再会し、新しい出会いもあり最初から最後まで楽しませていただきました。徳島の南里さんを始め、主催者の皆様本当にありがとうございました。

そして、いつも西日本遠征の際にサポートしてくれるAbaysの羽田さんにも感謝です!

個人的に後半初戦としてはいいウォームアップになりました。ここからの1ヶ月弱でどれだけ仕上げれるかが勝負です!

Thank you!

Kenny

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ISA SUP WORLD CHAMPIONSHIPS クラウドファンディング サポーター

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この度はクラウドファンディングを通してISA世界大会への道をサポーしていただきありがとうございます。皆さんの暖かい応援、そしてサポートのおかげで日本の寒い冬に負けず調整し、大会中も自分の為でなくより大きいもののために漕ぐことができました。

今年の経験を活かし来年もこの大会に出場し、よりいい成績を残せたらなと思います。

本当にありがとうございました。

ISA世界大会レポートはこちらから

ISA世界大会サポーター一覧

塩島敏明 田中公一 堀田敏宏  小割 洋一 Hosaka Yoshiaki BOARDWORKS  飯田一雅 Minoru Uemura Jin Ota Ayako Ishigami Edward Phillips 白井和男 宮崎 智康 Keisuke Fujii 中村新 Takanori Sugita 高橋一夫 Eunkyeong+Son Kazuyuki Ogawa 大屋俊一郎 Daijiro Asai Osamu Kato Mika Mucha Yoshioka 井藤秀晃 Chieko Ito 青野康則 Keiko Nakata 栗林あつこ Naoya Nomura 倉本大舞 Kyoko  Matsumura Takashi Yamanaka Yusuke Ise 鈴木大介 浅香秋也 Chomi永沢友希 Seiji Kashiwagi Yasuharu Nakabayashi 和田健太郎 山崎 裕 有美 葉っぱさ Mariko Miki Masayoshi Shibagaki Masa Suzuki 山本翔太 Yuki Kato 馬場花梨  川村恵美 Sae Yamane Yasuo Otsuka  内野恵理 Akane Fujita Kan Ito Nobuyuki Kadoya 湯浅 由美 Yokokura Family Tomoyuki Oshima Naoki Kogai 

本栖湖パドルチャレンジ&Mabo Royal Cup

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今週末で6月から4週連続のレース。6戦目の本栖湖パドルチャレンジと7戦目のMabo Royal Cupに参戦しました。

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本栖湖パドルチャレンジは僕のオーストラリアの友達でNaishのライダーをやっているToby Cracknell選手が参戦するということで帰国した数日後でしたが参戦することに。Tobyは去年のAustralia National Championshipsを制し、今年のISA世界大会にオーストラリア代表として参戦していた若手選手です。

大会には僕だけでなく、オーシャンアウトリガーカヌークラブで一緒に漕いでいるジュニア、キッズ&ファミリーと一緒に行きました!僕がレースに出るだけでなく、今後は若くて漕ぎたい子にレースしたり漕いで遊ぶチャンスを与えることができたらなと思います。

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レースは第1ブイまで自分が引っ張りましたが第1ブイから第2ブイの間で戦略ミスがあり、4−5メートル程の差が開きました。そこから直線でのスピードはTobyと変わりませんでしたがターンの質で徐々差が出来てしまい悔しく2位という結果になりました。

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このレベルの戦いになると本当に一つのミスが命取りになってしまいます。このミスからリカバリー出来る漕ぎ力をつけるだけでなく、戦略や駆け引きももっと上手くならないとなと思いました。

当日の平均時速は9.3kph.

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そして翌日はMabo Royal Cupに参戦。サーフィンの大会としては歴史ある大会に初参戦となりました。今回は朝から雨でいつからレースが始まるかわからない状況でしたがレースは12時過ぎにスタート。

コースは前日の6.6kmよりも短く5kmジャスト。前日の漕ぎの動画、レースのデータ(レース中の心拍数)、パドルを変えたりと前日のミスを改善しようとレースに出場しました。

パドルは前日使っていたKialoaのHulu Smallからもう少し大きくてオーセンティックなMethaneに変更。ハイドレーションは曇っていていたので前日同様背負わずレース開始。

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スタートから漕ぎを少し変え、いいリズムに入ることが出来ました。レース中もオン&オフをしっかり意識してフィニッシュまでいいレースが出来ました。レース中の平均時速は9.6km.

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今回の大会で優勝し、人生で見たこともないぐらい大きい泡盛と素敵な琉球グラスのトロフィーを頂けて凄く嬉しいです。

両日共に悪天候の中、楽しい大会を主催してくれた皆様、そしていつも最高のサポート体制で応援してくれるSICの山内さん、羽田さん、小玉さんありがとうございます。

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OC1モロカイ世界大会、New York Liberty Challenge, Race the Lake of the Sky (水曜日のレース合わせて3レース), 本栖湖パドルチャレンジ、Mabo Royal Cupと沢山のレースに参戦したこの4週間。レースに出ることにより、経験値が上がるという意味では練習以上に得ることが多い4週間となりました。

ただ、正直モロカイのように4時間以上全力で海峡横断した翌週に24kmのカヌーレースに参戦し、その翌週に世界のトップ選手相手に土日合わせて30km以上のSUPレースに出場するというスケジュールは正直精神的にも体力的にも疲れました。ここ4週間はレースとレースの間は移動や体の疲れをとる為、練習をする気持ちになれませんでした。

今週末のレースも「レースに出場する!」という本来競技者として一番大切な気持ちを見失い、ただレースをこなすという感じになっていました。また、計画的なトレーニングセッションをやることができていなかったのでスピードが落ちているのも感じました。

なので今週から1−2週間は少しオフを取り、心も体も休めたいと思います。漕ぎたいときに漕ぎ、気が向かない時はゆっくり休みます。

予定していた8月オレゴンで開催されるGorge Paddle Challengeに行くのを止め、トレーニングに専念したいと思います。

7月はOC6のPaddle For Mother Earth Moku Nuiや徳島SUPマラソン、8月は三保カップや一宮マリーンフェスタがありますが次に照準を合わせるのは9月のThe Japan CupとStand Up World Seriesになります。この2つの大会で日本人としてホームでしっかり戦い、より多くの海外選手を抑えたいと思います。

応援してくれる皆さん、いつもありがとうございます!

Kenny

*そして遅れましたがクラウドファンディングで支援していただいた皆様へのリターンも今月中に始めたいと思います。長らくお待たせし、申し訳ございません。

 

 

 

 

 

 

 

Race the Lake of the Sky 「海外レース初の表彰台・そして今後の課題」

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アメリカでトップ3に入る中のレースの一つ、”Race the Lake of the Sky”に参戦してきました。
Carolina Cup, Molokai2Oahu, Hood Riverに続き国内・海外からエリート選手だけでなくアメリカ本土の若手選手やキッズが沢山参加するレースです。
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土曜日に”El Dorado 5 miler”という9kmのコースレース。そして日曜日はLake Tahoeの湖を24km漕ぐ “Emerald Bay Distance Race”が開催されました。他にもFunレースでSUP Cross, Kidsレース、パフォーマンス大会、チームリレーとかなり賑わっている大会です。

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土曜日の”El Dorado 5 Miler”では3位という好成績を残すことが出来て、パドリングを7年前に始めた時から目標としていた「海外のメジャーなレースでトップ3に入る」という目標を果たせました。今回はメキシコ世界大会2位の選手や他にも世界的に活躍している選手と対等に戦い得た結果だったので心から嬉しかったです。

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レースの展開はスタートからダニーが1位で飛び出し、その後ろに僕、Kellyそして今年アメリカで数多くの成績を残している若手Noaと3人でリードを変えながらレース。最初から最後まで順位が入れ替わり、2位、3位、4位は僅差でゴール。3位になれたのは嬉しいですが2位を逃したのは悔しかったです。

日曜日のレースは前日のレースでこのレベルでもスピードはトップ集団についていけるとわかったのでスタートから隣に並び、ダッシュ。

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15分経過し、先頭のダニーが3艇身ぐらい前に出ましたがその後ろは僕を含めて6人でドラフトトレインを折り返し地点のEmerald Bayまで進みました。ドラフトトレインと言っても常に一列ではなく、数分ごとに誰かがスピードアップして仕掛け、前に出ようとするハイペースのレース。ドラフティングレースはISAやCarolina Cupで経験を積み多少は慣れていましたが最後までこのレース展開だと気持ち良くレースできないと思い、折り返し地点を回ってからドラフトトレインから離れて違うコース取りを選択。11063921_10206466699373700_5194152611844443845_n

ドラフトトレインから離れて10分程経つと自分がいた集団がOC1をドラフティング。15分ほどドラフティングしていたのでここで結構引き離され、6位でゴール。

今回のディスタンスレースで感じたことは、トップ集団についていくことは出来る自信はついたが自分には「トップスピード」と「攻撃的な漕ぎ」がまだまだ足りないと感じました。世界1を目指すのであればこのドラフティングの展開に入らず、引き離せるパドル力が必要です。これができる選手は今の世界のレベルでも実際4−5人しかいません。ドラフティングは世界で戦う上で欠かせないテクニックですがいざとなった時に仕掛けられるように今後練習したいと思います。

今回は僕の練習メニューを作ってくれているMick Dibettaの親友で二日とも2位だったKellyと沢山時間を過ごすことが出来て沢山のことを学べたので本当に良かったです。

また、今回のイベントは参加者も300人超え、10歳から18歳のパドラーの人数が多く驚きました。日本も子供のチームが沢山増えてくれたらなと思いました。

運営側も開会式からアフターパーティーまで賑やかにパーフェクトな大会でした。最後の夜はパドルを交わした仲間たちとパーティー。競技も大切ですがこのように交流することも今後認めてもらうためにも大切だと思います。

今回の結果は嬉しいですがこれで満足せず、今後も挑戦したいと思います。

3週間と長い遠征になりましたが今までで一番得ることが多い時間となりました。

みなさんいつも応援ありがとうございます!

Kenny

Hawaiian Airlines New York Liberty Challenge

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Hawaiian Airlines presents New York Liberty ChallengeにTeam Kamanuで参戦しました。

今回はモロカイ翌週にニューヨークでレースがあるから一緒に出ないかとKamanu Compositesのルークに誘われたので行くことに。去年のMolokai HoeからOC6はほとんど乗っていなかったのですがこの豪華メンバーの一員として漕げるのは光栄です。全員先週のOC1 Molokai世界大会にも出場している選手。今では世界1のSUPパドラーとも言われているトラビスやタヒチの世界一ステアーマンのManuteaなどタヒチ、オーストラリア、日本、オアフ、カウアイの選手の混合チームとなりました。

レース自体はカヌーが限られている為、一斉スタートではなく女子、男子、MIX (混合)に分けてレースをします。ニューヨークのレースですがシンガポール、ブラジル、香港、ヨーロッパ、ハワイと世界各国から74チームが集結。

今回は僕たち以外にもハワイ一のOC6チーム、Team PrimoやHawaiian AirlinesスタッフチームのTeam Kokua、カリフォルニア一のNACがいました。

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レースコースはハドソン川内を一周するレース。Manhattan Bridge, Statue of Libertyなど沢山の観光サイトを回れるレースです。

レーススタートは出だしよく、一気に自分たちとNACが前に飛び出しました。スタートしてから10分が経った時にアクシデント。ハドソン川は流れが強くそれを避けるために、ピアや陸ギリギリのところを漕ぎます。そこでピアから釣りしている人の釣り糸8本がカヌーにひっかかってしまいました。カヌーを止め、みんなで釣り糸を外そうとしましたがなかなか切れず、エスコートボートからナイフを貰い切り落としレース再開。この時には4分近くロスし、順位も10位まで下がってしまいました。

普通だったらここから諦めるクルーがほとんどだと思いますがみんなプライドある選手が多く、ここから最後まで110%でパドリング。1艇1艇抜き、最後にはTeam Primoを抜き2位でフィニッシュ。残念ながらトップとの差は1分ほどありましたが今まで経験してきたレースの中で一番の逆転レースでした。個人的にはカヌーを始めた時には雲の上の存在だったTeam Primoが止まってるように抜き去った時は最高でした。

一度も漕いで合わせたことが無くても一人一人のレベルと体力があればカヌーが走ると確信しました。さすがにみんなも合わせるのが上手です。このクルーで練習して合わせたら最高な走りを生み出すことができるでしょう。

最高の経験に感謝。

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Kenny

 

 

 

 

 

 

2015 PA’A OC1 Molokai World Championships

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988577_949766721732741_786230260808904321_n2015 OC1モロカイ世界大会が終わりました。

先ずは応援してくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。

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レース当日は最高のコンディションとは言えませんが風、うねり共にあり難しいダウンウィンドコンディションとなりました。常に漕ぎ続けうねりに乗せる。座って休むこともあまりないハードなレースとなりました。

今年は5月にISA SUP世界大会があったため、OC1の練習が過去4年と比べると出来ず、不安な気持ちがある中レースに挑むことになりました。昨年の5月に終えてからOC1は3月に2週間、ISAを終えてから2週間とほとんどSUPでの練習になってしまいました。毎年このレースに向けて3時間から5時間のロングパドルをしますが今年は一番長い練習で2時間。この不十分な準備で大会に挑んだことが悔いに残ります。

今年は自分のスタミナに不安があったたのでスタートから全力で飛ばすことに。最初の2時間地点まではトップ5以外は20人ぐらいがそれぞれのライン取りでトップ10を争っている状態。周りには常に3−6人のパドラーがいるので一瞬も油断が出来ません。

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そこから集団がばらけ、最終的には1位から19分差で21位(4時間15分19秒)となりました。残念ながら去年の16位という結果を上回ることはできませんでしたが個人的には最後まで力強く漕ぎ切ることが出来て、過去最高の内容のレースだったと思います。トップとの差も縮んでいることもわかりました。ただ十分な準備とトレーニングとを積めばもっといい成績を残せたと思うと悔しく感じます。

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このOC1世界大会は僕が出場し始めた時と比べると遥かにレベルが上がっています。その時トップ10に入っていた選手達がトップ20に入れないような状況です。これは若い選手達が沢山出てきている証拠です。レベルが高くなっているからこそ結果を残したくなります。今回出場することによって、改めてこのレースの素晴らしさを感じました。

来年はSUPとOC1を両立し、冬の時期からしっかり練習して挑み、トップ10を狙いたいと思います。必要なのはカヌーの上で海と自分と向き合う時間です。

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最後にエスコートボートから終始声をかけてくれた父親のデュークに感謝です!

Kenny

Patagonia Family

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今年度からパタゴニアのサーフアンバサダーとして契約をしました。

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パタゴニアとは長いhistoryがあります。

20歳の時にパタゴニア創始者のYvon Chouinardが書いた本「Let My People Go Surfing(社員をサーフィンに行かせよう)」を読み、ここで働きたいと思い渋谷にある“パタゴニアサーフ東京”でアルバイトを始めました。卒業後も働き続け、2014年の8月までスタッフとして働いたので今では7年間の付き合いです。

この7年間があるからこそ今の自分があると思います。パドリングと仕事の両立を可能にしてくれ、在籍していた7年間でも沢山のことを学ばせていただきました。最高の製品(素材、製造過程、製造後のケア)を作るだけでなく、日々の生活に取り入れたいとも思えるCorporate ResponsibilityとPhilosophyを持っている会社です。

今回このような形で「再会」することができたことを心から嬉しく思います。

最高の製品を広めるだけでなく、今後はパタゴニアのアンバサダーとしてコミュニティーや環境に対して責任ある行動を心がけ、プロジェクトに取り組みたいと思います。

そして、より多くの人に海の上で漕ぐ楽しさや素晴らしさを知っていただければなと思います。

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金子ケニー

 

2015 ISA世界大会を終えて

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この度は1ヶ月の海外遠征を終えて、無事日本に帰国することが出来ました。

まず、いつも応援してくれる皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございます。

このように海外に1ヶ月滞在し、ISA世界大会の前にCarolina CupやMauiのOlukaiに出場出来たのスポンサーのSICやSanuk Japanのお陰です。本当に感謝です。

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そしてISA世界大会に出場出来たのは応援してくる皆さんのクラウドファンディングを通したご支援のお陰です。

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今回のISA世界大会を終え、自分に足りないことも沢山見えましたし、世界のトップ選手と戦うということがどういうことかも分かりました。世界で戦うということは漕ぎもそうですが、移動のストレス、時差との戦い、現地の気候に体調を合わせる、食事に慣れるなど様々な課題を越えることも凄く大切だなと感じました。日本は島国で、一番近いハワイでも7−8時間かかる場所なのでこの様な問題を出来るだけストレス無く乗り越えることが大切だなとも思いました。

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また個人的には今まで参戦してきたSUPレースの中で一番活気があり、盛り上がっている大会だと感じました。世界トップ選手達が参戦している上、全員が自分たちの国と国旗の為に戦っています。個人競技のSUPですがこの大会は「自分」の為では無く、国の為に戦っている選手達が多いです。

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大会期間も1週間あり、各国の選手同士の交流だけでなく、地元の人々と交流することも出来ます。この交流は世界の情報を肌で感じる日本の皆さんに発信していくことは本当に大切です。

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日本では海外レースというと「BOP」や「Molokai」などにどうしても目が行きがちですが今回の大会に参加してみて、「ISA世界大会」がスポーツとしてのSUPの発展に一番繋がる大会だなと思いました。大きい大会は開催されているけど、今回の大会は唯一世界一を決める大会だから優勝出来て嬉しいとディスタンスで優勝したダニーも言ってました。

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他の大会と比べ、誰でも出場出来る訳では無く、代表に選ばれないといけない大会。代表に選ばれて国の為に世界で戦いたいという選手達を日本のSUP協会は育てる必要があると思います。今はSUP協会や国内メディアもISAのイベントは重要視していないため、この大会がどれだけ大きい大会なのかを来年までに沢山の人たちに伝えて行きたいと思います。

今年から始まった世界的Movementに遅れてしまうと日本のSUP業界は世界のSUP業界と更に差が開いてしまいます。

僕は来年もこの大会に日本代表として参戦し、今回の悔しい結果を越えたいと思います。

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PADDLE WITH ALOHA,
Kenny

ISA世界大会ディスタンスレース 12位

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いつも応援してくれている皆様、

昨日ISA世界大会のディスタンス競技を終えました。距離は16km。約1時間40分のレース。

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総合44人の選手が集まり、スタートからフィニッシュまで接戦となるレースでした。

今回の世界大会は普段の国際大会とは違い、自分の為では無く選手達が各国の為に戦う大会です。本当に国の為に漕げることは光栄です。レース中に自分の板に張られてある日の丸を見るたびに力が湧いてきました。

レースは序盤からトップ集団に入り、最後5kmまでは若干余裕を持ちながらパドリング。トップ集団はSUPレースでは当たり前になっているドラフティングを上手く使ってレースを進めています。ここで一番難しいのはドラフティングしながら、狙い所を決めて、ドラフトトレインの中の位置を徐々に上げて行くことです。

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この集団の中にいる選手達は普段から世界各国のレースを一緒に回り常に戦っている選手たちです。彼らはお互いの弱点なども良く分かっていて攻めどころやレース戦術も理解しています。先月のカロライナ・カップから回り始めている海外レースですがもっと経験を増やせば今回の様なレースの中でも漕ぎ力はあるのでドラフトトレインの前に進めると思いました。

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レース終盤になるとペースが上がりドラフトトレインが崩れ始めました。自分の前の二人がドラフトトレインから脱落し、その前の選手までの2艇身を埋められないまま第1集団から遅れてしまい一人で追う立場になりました。ここも更に予測出来ていれば最後まで食らいつけたポイントだったと思います。

最後のテクニカルなブイターンまでは自分の集団を引っぱり10位でしたがここでも上手くドラフティングで温存していた二人に抜かれてしまい結果は12位でゴール。

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今大会は「表彰代」に立つという大きい目標を持って挑みましたが12位という結果になりました。今回のレースは今の自分の実力(漕ぎ力だけでなくレース知識や経験)を出し切った結果だと思います。

SUPを初めて丁度2年。自分の実力はまだ表彰代を狙うには物足りないと思いました。その為には更に技術を磨き、世界レベルのレースを沢山していかなくてはと思いました。レーススタートや中盤に温存せず攻める自信が必要だと感じました。

レース中の前の選手のやり取りを見ていても本当に攻めている選手となんとか食らいついている選手に分かれているのも感じました。その中でもDanny, GeorgesそしてニューカレドニアのTitouは漕ぎのレベルが高くどんどんせめていました。彼らと僕の共通点はSUPだけでなくアウトリガーカヌーもやっていること。海外の選手達は自分をウォーターマンだとは呼びませんが彼らは単純に素晴らしい「パドラー」何だなと感じます。僕も彼らのような選手になるため、引き続きSUPだけでなくアウトリガーカヌーをやり、レベルの高いパドラーを目指したいと思います。

いつも応援してくれる皆さん、そしてスポンサーの皆さん。沢山のエネルギーをありがとうございました!

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今大会残すはテクニカルレースです。経験少ない種目となりますが全力で頑張りたいと思います。

Kenny